──なぜ今回は「レンジャー」と「プロフィア」なんでしょうか。
渉外広報部・大橋氏 2017年にプロフィアとレンジャーがフルモデルチェンジを果たしました。それぞれ16年ぶり、14年ぶりというサイクルです。いま、日野自動車として一押しの2台ということで、カスタムのテーマ車両にこれらを選びました。
──プロフィアとレンジャーは、デュトロに対して個人所有率が低いと思われます。カスタムのニーズは寄せられますか。
大橋氏 もちろん個人所有車でない場合はカスタムへのニーズは高くありません。しかし、昨今のトラックドライバー不足の状況にあって、魅力的なクルマを提案するというのは大切なことです。リクルートにも役立ちますし、「このクルマに乗りたい!」とトラックドライバーになろうと思ってもらえるかもしれません。
──トラックそのものに興味を抱いてもらうというのが目的のひとつですね。
大橋氏 はい。ひいてはトラックを東京オートサロンにもってくるという意義にもつながります。トラックメーカーとしては残念なのですが、一般的にトラックにはあまりいいメージが抱かれていません。社会インフラであるにもかかわらず、です。カスタムトラックの提案によって、トラックの存在に気がついていただき、温かい目で見守ってもらえたら、と考えています。
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