シェアリングエコノミーとは、 場所・乗り物・モノ・人・お金などの遊休資産をICTの活用によって共有する新たな経済の仕組み。浜松市は地域内で不足しているサービスや資産を分け合う共助の仕組みで地域活性化を図るため「シェアリングシティ宣言」を発表している。
タイムズ24は、企業理念として掲げている快適なクルマ社会の実現に向けて、時間貸駐車場「タイムズ」を日本全国で約17,000件運営しているほか、駐車場シェアリングサービス「B-Times」を展開している。
損保ジャパン日本興亜は、「安心・安全」なシェアリングエコノミーの発展を支援するために、シェアリングサービス事業者や自治体を対象とした賠償リスクを総合的に補償する専用保険商品を2016年11月から販売している。
タイムズ24と損保ジャパン日本興亜は、両社の強みを活かして、市民サービスの向上と地域活性化に貢献するため、シェアリングシティ宣言都市である浜松市に「B-Timesを活用した駐車場問題対策の実証実験」を共同で提案、この度の協定締結に至った。
2.協定の目的
浜松市とタイムズ24および損保ジャパン日本興亜は、イベント開催時に相互に連携および協力することで一時的な駐車場需要の増加に対応。浜松市民の利便性向上と道路交通の円滑化を図る実証実験を行うことを目的とする。
3.連携するイベントおよび実施事項
[イベント]
(1)浜松城公園さくらまつり(2018年)
(2)平成30年度全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会・高松宮記念杯第69回全国高等学校バドミントン選手権大会
[実施事項]
浜松市:本実証実験に関する市民への周知
タイムズ24:駐車場シェアリングサービスの提供(駐車場開発、予約システム運営、トラブル対応など)、施設に起因する賠償責任を補償する保険契約
損保ジャパン日本興亜:保険商品の提供(施設に起因する賠償責任を補償する保険)、駐車場用地提供の呼びかけ
4.今後について
タイムズ24と損保ジャパン日本興亜は、本協定における取組みを足掛かりに、道路交通の円滑化につながる分野でのシェアリングエコノミーの発展に向けた連携を強化し、地域活性化に貢献していく。
* 参考:シェアリングサービス概要
【シェアリングサービス概要】
<B-Times> https://btimes.jp/
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