TSPを受賞するには前・側・後面・スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)耐衝撃性能試験すべてにおいて最良の乗客保護性能を持ち合わせた車として最高の「Good」を獲得するとともに、前面衝突予防評価において「Superior」または「Advanced」を獲得することが要求される。
(以下、写真はすべてIIHS。同じプラットフォームの場合、モデルや年式やボディタイプは異なる場合がある)
インプレッサのスモールオーバラップ衝突試験結果。運転席側前面1/4のを時速64km/hでバリアに衝突させる。ドアフレームをはじめ、ステアリングホイール、インパネの変形や移動も極少、ドライバー生存空間がきちんと確保されているのがわかる。レガシィのスモールオーバーラップ衝突試験結果。ホイールの脱落が強烈な印象を与えるが、やはりキャビンの変形は抑えられている。アウトバックのスモールオーバーラップ衝突実験、助手席側。ドアの変形が著しいが、やはり結果は最高評価Goodを得ている。フォレスターのスモールオーバーラップ試験結果。いずれの車両も前面からの衝突エネルギーをフロントメンバーより外側で受けているのに、キャビン変形が抑えられている。WRXのスモールオーバラップ試験結果。SGPを採用したインプレッサに比べるとAピラー支持部の変形が大きいが、評価はGoodを獲得している。