出光興産は、2018年1月6日~20日に開催される「ダカールラリー2018」に参戦する『日野チームスガワラ』に協賛し、併せてエンジンオイルおよびギヤオイルのテクニカルスポンサーを務める。

出光興産は2016年より、日野自動車と日本レーシングマネージメント株式会社による『日野チームスガワラ』に協賛している。2018年も引き続き協賛と、同チームのレーシングトラック「日野レンジャー」へ出光興産のオイル開発技術と知見を生かした特別仕様のレース用エンジンオイルとギヤオイルを供給し、同チームの「ダカールラリー」9連覇(トラック部門排気量10ℓ未満クラス)への挑戦を応援する。






「ダカールラリー」は、約9千kmにわたる砂漠や荒野などの道なき道を、約2週間かけて走破し、ゴールまでの総合タイムを競う。競技車両の完走率が5割に満たない大会も珍しくなく、「世界一過酷なレース」と言われており、およそ300台の競技車両が参戦し世界のトップを競う大会だ。




『日野チームスガワラ』はトラック部門に1991年より参戦し、2010年から2017年にかけ8連覇を果たしている。




出光興産はテクニカルスポンサーとして、これまで培ってきたオイル開発の技術力をオフロードにおいても発揮すべく、『日野チームスガワラ』の「ダカールラリー2018」への挑戦をサポートする。

【参考】


1.「ダカールラリー2018」概要:2018年1月6日(土)~1月20日(土)


ルート


1月6日:スタート ペルー・リマ


1月12日休息日 ボリビア・ラパス


1月14日ゴール アルゼンチン・コルドバ

2.『日野チームスガワラ』


70歳を越えてなお現役ドライバーとして活躍を続け、ダカールラリー史上最多の34回連続出場、及び20回連続完走の記録を持つ菅原義正氏と、次男の菅原照仁氏の親子ドライバーを擁する『日野チームスガワラ』は、2台の「日野レンジャー」で参戦する。チームには、菅原親子が全幅の信頼を置くナビゲーターとメカニックリーダー、ものづくりの現場に欠かせない高度なスキルを持つメカニックサブリーダー、全国の日野販売会社から公募により選抜された腕利きのメカニック、また開催国の販売代理店がレース直前の車両整備拠点を設営するなど、日野グループが一丸となって挑戦する。

ドライバー




(1)1号車: 菅原 義正(すがわら よしまさ)


1941年5月31日生まれ、多数の国内レース出場経験、サハラ砂漠横断などの冒険行を経て1983年にオートバイでパリ・ダカールラリーに初出場。以来、4輪部門7回の出場を経て1992年より日野レンジャーで参戦。トラック部門総合準優勝6回、排気量10ℓ未満クラス優勝7回の実績を持つ。「ダカールラリー史上最多連続完走20回」のギネス記録を持ち、2017年には「ダカールラリー世界最多連続出場34回」ギネス記録を更新した。




 (2)2号車: 菅原 照仁(すがわら てるひと)


1972年7月13日生まれ。菅原義正の次男。1998年のダカールラリーにメカニックとして初参戦し、翌年からは父・義正のナビゲーターを担当。同時に国内オフロードレースやラリーモンゴリアなどで経験を重ね、2003年のファラオラリー(エジプト)では日野レンジャーを駆ってトラック部門総合優勝を飾った。ダカールラリー2005年大会からは親子二代の2台体制による参戦を開始し、2007年には排気量10ℓ未満クラスで初優勝。2017年大会では同クラス8連覇を達成した。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 出光、ダカールラリー・トラック部門排気量10ℓ未満クラス9連覇に挑戦する『日野チームスガワラ』のテクニカルスポンサーに