F6ユニットで初採用となり、トルク特性も向上したスロットルバイワイヤーシステムと相まって、ライダーの意志に忠実なパワーコントロールとイージー操作を両立しているわけだ。水冷OHC 24バルブの水平対向6 気筒エンジンはペントルーフ型燃焼室に変更。動弁系はCRF450R で知られる新世代ユニカムバルブトレインを採用。シリンダーにはアルミスリーブを使用。各部のフリクションロス低減化も徹底。シリンダーボアピッチや左右オフセットを短縮する等、エンジン前端から左シリンダーヘッド後端までの距離は29mm短縮され重量も6MT 車で6.2 ㎏(DCTは3.8 ㎏) もの軽量化を実現している。
DCTの変速ショックを低減
DCT のクラッチにはスプリングダンパーを装備。シフト系にもフォークシャフトダンパーラバーや、マスターアームダンパー緩衝ラバーを追加し、変速音低減と共にシフトフィールを上質なものにしていると言う。
フロントサスペンションも大刷新!