ほかにも、4人組の台湾SSオフィシャルガールや各出展ブースにはキャンギャルのみなさんも(↓)。
と、うつつを抜かしていてはいけない……。
小排気量のバイクで争われるドラッグレースといえども、ほかのレース同様トップタイムを狙うエントラントにタイヤウォーマーは当たり前。ちなみに、彼らが履くリアタイヤは12インチのダンロップ製レインタイヤが多い。それを正常の回転方向とは逆に履くことで、よりイッパツ目のグリップ=発進加速に役立てているという。エア圧はどれも1kgf/m2を切っている。
また、パドックの一角ではレース上位入賞者の「後車検」も綿密に行われる。前記事で紹介したスタート時の僅かなバックも許されなかったり、後車検が徹底されているところも公正・厳格をうたうモトチャンプならではなのだ(↓)。
とあるチームのこのメカニック君が持つのはスターター。左側の青いビニールで覆われた物体は12Vのバッテリーで、右側の筒状のものが四輪用のセルモーター。その先、下に伸びるは溶接されたソケットレンチで、コイツを使ってクランク軸を直接回してエンジンをかけるのだ。自作するチームもあるが、市販されているスターターもあって、そのお値段、5万円前後。トップカテゴリーはまさにプロの領域だ。
なお、今回の台湾SSの模様は『モトチャンプ』の'18年3月号(来年2月6日発売)に掲載予定。ノリノリのミスDJ“ヴィクトリアさん”も登場予定(!?)。