寄贈されたウラカンRWDはミラノのリップタイド社がアイデアを企画し、ランボルギーニのカスタマイズ部門であるアドペルソナムが制作を手がけた。バチカン市国の旗の色に敬意を表しBianco Monocerrusの白をベースにボディシルエットに沿ってGiallo Tiberinoの黄色が施されているのが大きな特徴だ。
このウラカンRWDは2018年5月に開催予定のRMサザビーズで競売にかけられ、収益金はフランシスコ法王に寄付された後、以下の3つの慈善事業に充てられるという。
1:法王が関係する財団「Aid to the Church in Need」の後援のもとで進められているニネベ平原の再建。
2:人身売買等の被害を受けた女性を支援する「ヨハネ23世コミュニティ」によるPope Francis Houseプロジェクト。
3:主にアフリカで支援を必要とする女性と子供たちに重点を置いて活動を続けているイタリアの団体「GICAM」と「Friends for Central Africa」。
セレモニーにはフランシスコ法王とアウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリが出席し、バチカン市国で華やかに開催された。果たして、この特別なウラカンRWDはどの程度の価格で落札されるのだろうか!?