ちなみに「車両総重量」とは「車両重量」(ノーマル状態の車重+燃料や冷却水、オイル等、走るのに必要なもの)に乗車定員分の人の重さ(ひとりあたり55kgで換算)を加えたもの。例えば50プリウスの車両総重量は約1,650kg。その1.1倍ということはその差165kgまでは架装できるということだ。
しかし、通常、165kgもの架装というとイメージできるのは東京オートサロンなどのカーイベントで見かけるオーディオカスタム車や内装に家具やディスプレイを施した1BOX車やミニバンくらいのもの。ホイールを3インチアップしたとしても重量はさほど増えるものではないし、タービンやスーパーチャージャーを後付けしたチューニングカーでもこの重量に達するパーツを付けるということはまず考えられない(クルマの走行性能をアップさせるのに過剰に重くしてどうする?w)。いずれにしてもショーカーレベルの架装をしない限りこの規定に触れるということはまず、ないと言っていいだろう。
社外ブレーキ装着車は車検に通らない???
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