新型レクサスLSの顔とも言える特徴的なスピンドルグリル。美しいメッシュ形状がポイントだ。これを開発したは豊田合成である。

豊田合成株式会社は、従来品よりサイズを拡大したメッシュ形状でクルマのフロント部を大胆に飾る「大型ラジエータグリル」を開発した。この製品はLEXUS新型LSに搭載されている。




従来のLEXUS向けのラジエータグリル(スピンドルグリル)は、めっき枠の内側のメッシュ部品を上下に分けて成形し、組み合わせていたが、このたび成形時の樹脂の流動シミュレーション技術などを用いて金型の構造を工夫することで、複雑なメッシュ部品を一体成形した。これによりプレミアムセダンのフロントに相応しい、大型かつ流線的でダイナミックな印象の造形を実現している。




さらに、上下を組み合わせる付属部品が一体成形によって不要となり、サイズは従来の約1割増としつつ、重さを従来品よりも抑えることで、軽量化にも寄与している。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 レクサスLSの特徴的なラジエータグリルを豊田合成が開発