従来のLEXUS向けのラジエータグリル(スピンドルグリル)は、めっき枠の内側のメッシュ部品を上下に分けて成形し、組み合わせていたが、このたび成形時の樹脂の流動シミュレーション技術などを用いて金型の構造を工夫することで、複雑なメッシュ部品を一体成形した。これによりプレミアムセダンのフロントに相応しい、大型かつ流線的でダイナミックな印象の造形を実現している。
さらに、上下を組み合わせる付属部品が一体成形によって不要となり、サイズは従来の約1割増としつつ、重さを従来品よりも抑えることで、軽量化にも寄与している。