【東京モーターショー詳報】おもてなしの姿勢を示すレクサスブースのキャストたち
国産メーカーの中でも、一味違った演出で東京モーターショーでのブースを構築しているレクサス。ブランドイメージを高める衣装をデザインしたのは誰なのか、などを聞いてみた。
プレミアムブランドらしいイメージでまとめられた東京モーターショーのレクサスブース。しかし単に豪華にするのではなく、レクサスらしい多様性や、グローバルなイメージをアピールすることを重視してブース全体のコンセプトを構築していったという。上の写真はステージ上の車両の傍らに立つ女性キャストで、ロングドレスを着用。衣装のデザインは、オーダーメイド1点ものの高級服オートクチュールの世界に若くして参加している、中里唯馬が手掛けたものだ。
「YUIMA NAKAZATO」ブランドを手掛ける中里唯馬は、新しい素材や技術をオートクチュールの世界に持ち込んだことでも知られる。今回のレクサスブースキャストのドレスの一部やアクセサリーには、ホログラムと呼ばれる、下地や見る角度によって様々な色が立体的に現れる意匠を採用。
レクサスらしい多様性を示すコンセプトで、男女混合、国籍に関係なくグローバルなイメージでキャストが選ばれているのにも注目。ステージ上には男性が立つこともある。
レクサスならではのおもてなしに加えて、親しみやすさもアピール。レクサスディーラーは少し敷居が高くて入りにくいという意見もあるので、東京モーターショーではレクサス各モデルに実際に乗り込めるようにしている。フロアにいるキャストは研修でレクサスの実車を体験し、自分たちの言葉でレクサスの魅力を説明できるようトレーニングしてきたそうだ。