シート構造は座面にキルティング構造のフラット型、背面に一枚構造の左右サポート型を用いている。
コックピットは未来感満載。もはや操縦桿といったほうがふさわしいステアリングホイールは、左右リムのみの構造。下側にシフトセレクト機能を持たせたブレースがユニークだ。計器パネルは全域画面構造。中央コンソール部には空調機能を持たせている。
立ち気味のAピラーは手前側に根元があるため、三角窓の類はない。グラスルーフ構造とも相まって、開放感にあふれるキャビンである。
コンパクトながら広い室内空間を持ち、未来感と高級感にあふれる3列ミニバン。実際の商品化にもぜひ望みたい方向性だ。