より迫力を増したスピンドルグリルが印象的なワールドプレミアのLS+Concept。前後のバンパー形状には新しい空力・冷却性能向上のためのトライがなされている。車内の撮影は残念ながら禁止とされているが、ステージ上の実車に迫り、その細部を撮影した。

グリル閉の時の表情

グリル開の時の表情

複雑な表面形状を見せるスピンドルグリルには、グリルが開閉する機構が備わる。速度域やエンジン負荷に応じて開口部の面積を可変させることで、空気抵抗の低減とエンジン冷却性能を従来よりも高いレベルでバランスさせることを狙っていると予想される。

フロントヘッドランプを横から見たところ

正面からだとこう見える。

フロントライトは、超薄型の灯体ユニットで構成。小型の各セグメントを任意のタイミングで点灯し、多彩な流れるグラフィックを表示することも可能。


フロントライト下部は、思った以上に奥にえぐられた形状となっている。空力性能への新たなトライが感じられる部分だ。

テールランプの指さしている部分が前後にスリットが入っている。

テールランプを斜め後ろから見ると……手が入るくらいの空間がある。

テールライトも従来の車両ではあまり見られない、スリットを前後に通した形状を持つ。

鏡ではなく、カメラを用いたユニットで後方を確認する機構を採用。


サイドビューミラーのカメラ化は規制的にはすでにOKになっている。実車に装備される日も近い?

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【東京モーターショー詳報】レクサスLS+Conceptの実車細部を徹底チェック