東京モーターショー2017のスズキのテーマは、「ワクワクを誰でも、どこへでも」。多彩な四輪に加え、二輪も3台参考出品された。中でも注目なのは、同車製人気モデル、アドレスV125とはコンセプトの異なる原付二種「SWISH(スイッシュ)」。その他、「ネオ・レトロ」と呼ばれるSV650Xや、スポーツモデルのGSX-R125ABSにも注目が集まった。

スズキ株式会社 代表取締役 鈴木俊宏氏

第45回東京モーターショー2017のプレスブリーフィングで、スズキ株式会社の代表取締役・鈴木俊宏氏が二輪車部門の抱負を発表した。


今回のスズキのテーマは、「ワクワクを誰でも、どこへでも」。「乗り物とは、常に人をワクワクさせる魅力がなければいけない」をコンセプトに、次世代に向けた新しいモデルを展示した。今回の注目モデルは、参考出品された以下の3台。

SV650X。スズキの最新技術を用いたVツインエンジンや車体に、戦闘的な外観を取り入れた「ネオ・レトロ」と呼ばれるカテゴリーのコンセプトモデル。

GSX-R125ABS。スズキのスポーツモデルの象徴であるGSX-Rシリーズの血統を受け継ぐアグレッシブな一台。本格派スポーツエンジンやスポーティーな6速ミッションを搭載。

今後の技術開発の方向性「スズキ・セーフティ・サポート」

スズキは今後の技術開発の方向性として、


・もっと気持ちよく!


・もっとスマートに!


・もっと安心・安全に!


の3つを提案。スズキのバイクを選んでいただいたお客様に、いつまでも安心して、楽しく乗ってもらいたい。そんな思いから生まれたのが、「スズキ・セーフティ・サポート」という安全と楽しさを伝えるキャンペーン。スズキは今後、四輪から二輪まで、幅広くこのセーフティ・サポートを展開していく予定だ。




2020年に創立100周年を迎えるスズキ。鈴木俊宏氏は「次の100年に向けて、我々は電動化技術、環境技術、安全技術、情報技術など、先進技術への取り組みを一層加速させます。今後はどのような事態に直面しても機敏に対応し、お客様に“ワクワク感”を提供できる会社でありたい」と語った。




(写真:てつかたかし/レポート:北秀昭)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【東京モーターショー速報】スズキ 「ワクワクを誰でも、どこへでも」をコンセプトにした3モデルの二輪を参考出品