リヤドアのハンドルはCピラー内蔵型。開場前のプレスリリースで「4ドアクーペ」と記載しているのを「2ドアだろコレ」と見間違うくらいのデザインである。ルーフアーチは銀色に塗られ、ボディにキャビンがポンと載せられているようなイメージ。Cピラー根元には「Compagno」のエンブレムが備わる。サイドミラーはカメラ式の超小型。2016年6月には日本国内でもカメラ+モニター式のサイドカメラが認可されていて、本車に限らず実現するといろいろ可能性が広がりそうなデバイスである。
ボディサイドに回ると、もはや鋭角といっても差し支えないプレスラインが印象的。これはフロントランプの造形からボディサイドを前後に貫き、テールランプのフィンテールデザインに続いている。
ステアリングホイールのサムレスト部にはロータリコマンダらしきスイッチが備わる。眼前のメータは丸形2つの、左速度計/右回転計のオーソドックスな配置ながら、センターのインフォメーションディスプレイと空調パネルには全面タッチ式らしきデザイン、その間にトグル型の物理スイッチが並んでいる。シフトセレクターはストレートゲート式。また、シャッター式のエアベントが格好いい。