最初に壇上に上がった益子修CEOは、現在のクルマ社会の変革期に対し、三菱自動車が進む道として"Drive your Ambition"を掲げ、これまで培った技術に磨きをかけるとともに時代をリードする新しい価値を提供することで、もっと豊かなクルマ社会を実現させることを宣言した。
続いて山下光彦CPLOの紹介によって、「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」がワールドプレミアされた。"Drive your Ambition"を体現するデザインフィロソフィ、"Robust &Ingenious"によりエッジの効いたフォルムと四隅に張り出した筋肉質のフォルムで三菱自動車の強みであるオフロード性能とハイパフォーマンス性能を表現。パワートレーンはフロントに1機、リヤに2機の小型高出力モーターを装備し、お得意のデュアルモーターAYCと4WDシステムを融合させたS-AWCを採用。さらに電動ブレーキキャリパーを採用し、四輪の駆動力、制動力を高レスポンス&高精度で制御することで旋回性能とトラクション性能を大幅に向上させた。そして車載AIにはコーチング機能も備え、ドライバーの運転技術を向上させてくれるという。
このほか三菱ブースでは、日本初お披露目となるエクリプスクロスも併せて展示。外観だけでなく車内も見られるようディスプレイされていた。