ジェイテクトは、自動車用の円すいころ受け(TRB)で培ってきた低トルク化技術を採用する軸受「LFT(LFT=Low Friction Torque)シリーズ」をラインアップに追加。

摩擦と潤滑に着目し、軸受の低トルク化を追求してきたジェイテクトは、自動車用の円すいころ軸受(TRB)で培ってきた低トルク化技術を他の軸受品種にも適用し、低トルク軸受「LFTシリーズ」としてラインナップ。ジェイテクトが誇る低トルク化技術を盛り込んだ軸受を自動車の様々なパーツに利用することで、エネルギー損失低減に貢献するというもの。


ジェイテクトはその前身である光洋精工時代から研鑽を重ね、円すいころ軸受の内輪つば面ところ大端面のすべり摩擦を低減し、自動車の燃費向上に貢献する低トルク円すいころ軸受「LFT」を世界で初めて開発。円すいころ軸受を「LFT-Ⅱ」/「LFT-Ⅲ」/「LFT-Ⅳ」と進化させてきた。


「LFTシリーズ」は、これまで円すいころ軸受の開発で培ってきた低トルク化技術を、玉軸受や針状ころ軸受、ハブユニットといった他の軸受品種にも適用するもので、トランスミッションやディファレンシャルを中心に自動車のエネルギー損失低減に貢献する低トルク化軸受の製品群となる。



情報提供元: MotorFan
記事名:「 ジェイテクト、低トルク化技術を採用した低トルク軸受「LFTシリーズ」がラインナップ