また、今回は次世代コンセプト (2020年頃の自動運転・電動化時代への対応コンセプトモデル)と、将来コンセプト (2030年頃の超小型モビリティを想定したデザインコンセプトモデル)に分けて、自動運転や電動化時代に対応する姿を各種コンセプトモデルで紹介する予定だ。
主な展示品は下記のとおり。
クルマに運転を任せてリラックスできる室内空間を創出。人と機械(クルマ)が情報のやり取りをするためのHMIとして機能するインストルメントパネルやコンソールボックスを搭載。次世代ステアリングホイールでは、カメラやセンサーでドライバーの状態を検知する機能も備えている。
ラジエータグリルなどの外装部品に、自動運転システムを支えるカメラやミリ波レーダなどを内蔵した「グリルモジュール」。運転状態をLEDで周囲に知らせるHMI機能「外装コミュニケーションランプ」も搭載。さらに軽量な樹脂製ボディを採用する。
(エクステリアコンセプト)
万一の歩行者との接触時に柔らかいボディが衝撃を緩和する安全機能や、LEDの光で周りのドライバーや歩行者などとコミュニケーションする機能などを搭載。また、ボディを変形させるために、電気の力で動く次世代ゴム「e-Rubber」の応用を想定している。
(インテリアコンセプト)
乗員を包み込む柔らかな質感を持つ素材のほか、LEDによる癒しの空間の創出や、クルマと乗員が意思疎通できるコミュニケーション機能を、実際に乗り込んで体感できる。
各種エアバッグやミリ波レーダ対応エンブレムなど安全性能向上に貢献する製品や、「樹脂フューエルフィラーパイプ」「軽量ウェザストリップ」「車載LED製品」など環境性能向上に貢献する製品の搭載位置や特徴を分かりやすく紹介する。