日立オートモティブシステムズのADAS ECUは、2009年に発売された日産の「フーガ」に初めて搭載されて以降、量産実績を重ねており、「日産リーフ」には2015年から採用されている。
今回の新型「日産リーフ」には、高速道路における渋滞走行と長時間の巡航走行のふたつのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーをサポートする高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」と、アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト、パーキングブレーキまで、駐車操作のすべてを自動制御する国産車初の本格的自動駐車システム「プロパイロット パーキング」が採用され、日立オートモティブシステムズはそれらの機能をADAS ECUで支援する。「プロパイロット」搭載車種への日立オートモティブシステムズ製ADAS ECUの採用は、2016年8月にフルモデルチェンジした「セレナ」、2017年6月にマイナーチェンジした「エクストレイル」に続き3車種目となる。