9月24日に開催されたMotoGP第14戦アラゴンGP。ドゥカティ勢はロレンソが3位表彰台で、ランキング2位。ドヴィツィオーゾは7 位フィニッシュとなった。

2017 MotoGP 第14 戦アラゴンGP が、快晴に恵まれ、70,000 人以上の観客詰めかけたモーターランド・アラゴンで開催された。ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、3 位でチェッカーを受けて、今季2 度目の表彰台に登壇した。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、7 位でフィニッシュラインを通過した。




ロレンソは、抜群のスタートダッシュでホールショットを奪い、真っ先に第1 コーナーに入った。彼はその後、15 周にわたって首位を維持。16 周目にマルク・マルケス(ホンダ)、残り3 周時点でダニ・ペドロサ(ホンダ)にオーバーテイクされ、最終的に首位と2 秒差の3 位でチェッカーを受けた。




ドヴィツィオーゾは、3 列目からのスタート。レース前半はトップグループでバトルを演じ、14 周目まで4 番手をキープしていた。その後、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)やマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)と白熱したバトルを演じたが、残念ながらポジションは守り切れず、7 位フィニッシュとなった。




ドヴィツィオーゾは、ランキング2 位。首位マルケスとのポイント差は16 である。ロレンソはポイントを106 に伸ばして、7 位に返り咲いた。


第 15 戦日本GP は、10 月13 日〜15 日にツインリンクもてぎで開催される。

ドヴィツィオーゾ(左)、ロッシ(中)、ロレンソ(右)

ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGP チーム #99) 3 位


「非常にタフなレースだったが、何とかうまくまとめることができた。僕たちにとって重要な表彰台フィニッシュを獲得できた。ヘレスでも3 位フィニッシュしているが、その時以上にトップとのタイム差を縮めて、最後の最後までファイトできていたので、今回の方が良い気分だ。終盤にパフォーマンスが


低下することを覚悟のうえで、リアにソフトタイヤを装着したため、最後の7 周を彼らと同じペースで走れなかったのが残念だが、レースで戦闘力を発揮するには他に方法はなかった。いずれにしても、自分たちが進歩を続けていることが重要であり、僕自身もレース毎に良くなっている。ドゥカティでの初優勝は遠くないと思っている」

ドヴィツィオーゾ

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGP チーム #04) 7 位


「波乱含みの週末だったし、レースもタフだった。スタートでは、首位グループについて行くことを目指していたが、残念ながら僕には選択肢は多くなかった。金曜日にあまり走れなかったので、状況が複雑になってしまった。アラゴンはドゥカティ向きではないことがわかっていたので、とにかく周回を重ねて攻略法を見つけたかった。リアにソフトコンパウンドを選択したことは間違いではないと思っている。終盤にパフォーマンスが低下したのは、タイヤ以外の理由だと思う。特定の区間でタイムロスが大きかったことがその根拠だ。7 位というリザルトは残念だが、今日はこれ以上無理だった。まだ4戦を残しており、ポイント獲得のチャンスは大きい。そこで最良の結果を出したい」

情報提供元: MotorFan
記事名:「 MotoGP アラゴンでロレンソが3 位表彰台を獲得