脱着式となるルーフ部はカーボン製の二分割式。その重量は6kg未満と超軽量に仕上げられているため、フロントフード内に収納するにもさほど苦にならない。また、ミッドシップマウントされるV12ユニットを”見せる”ためにグラス素材のエンジンフードもオプションで用意する。
アヴェタドールはこの“S”に進化してからスーパースポーツファンの間では確実に支持率を上げている存在だ。パワーアップされたエンジンもさることながら、新たに追加された“後輪操舵システム”と“可変ステアリングシステム”などの導入によって性能的にも今や”敵なし”の存在。今回のように例えオープン仕様となっても優れたアクティブウイングのおかげで高速域におけるダウンフォース量も増加しているというから抜かりはない。