鹿児島市交通局は、7500形「ユートラムⅢ」が鉄道友の会選定の2018年ローレル賞を受賞し、10月20日に「2018市電・市バスゆーゆーフェスタ」会場において受賞式を開催した。



松田清宏鉄道友の会副会長から鞍掛貞之鹿児島市交通局長へ表彰状を授与した。



柚原誠鉄道友の会副会長から小倉洋一鹿児島市交通局次長へ記念盾を授与した。





受賞式終了後は「ローレル賞」受賞記念ヘッドマークを掲出し、鉄道友の会貸切列車を運転した。



「ローレル賞」受賞記念ヘッドマークを掲出した鉄道友の会貸切列車は車両基地から鹿児島中央経由で鹿児島駅前へ、鹿児島駅前から騎射場経由で谷山へ、谷山から郡元経由で神田(交通局前)への経路で運転した。



「ブルーリボン賞」「ローレル賞」は鉄道友の会が毎年1回、前年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転を正式に開始した新造および改造車両から選定する賞で最優秀車両に「ブルーリボン賞」、優秀車両に「ローレル賞」が授与される。



2002年から国産技術による初の超低床車両1000形「ユートラム」を9両、続いて2007年からその発展形となる7000形「ユートラムⅡ」を4両導入、その後のLRT整備計画の改定に基づき、新たなコンセプトによる7500形「ユートラムⅢ」を2両導入した。



今年の候補車両は18形式 、最優秀車両「ブルーリボン賞」は西日本旅客鉄道 35系客車 、優秀車両「ローレル賞」は鹿児島市交通局7500形、東日本旅客鉄道E353系、東武鉄道500系が受賞した。



情報提供元: Ex-Train