JR東日本では中央本線・篠ノ井線の特急「スーパーあずさ」に使用されるE351系の老朽化に伴い、今年2月に発表された新型特急「E353系」の量産先行車の基本編成9両編成と付属編成3両編成の計12両編成が7月25日、落成された。

総合車両製作所横浜事業所を出場して松本へディーゼル機関車や電気機関車にけん引され、甲種輸送された。



現行のE351系の振り子式車体傾斜方式と同等の走行性能を実現した「空気ばね式車体傾斜方式」を採用し、一部先頭車とグリーン車には動揺防止装置を採用することで乗り心地が向上する。

車内は各車両に空気清浄機、各座席に電源コンセントが設置される。



情報提供元: Ex-Train