セレナに美しくフィット


carrozzeria CYBER NAVI AVIC-CE901SE-M



多彩な性能を備えたハイエンドモデル


10型


取付車種セレナ (C27・2016年8月~現在)

■価格:オープン(実勢価格:33万円前後)


カロッツェリアのサイバーナビは幅広いラインアップを持つが、その中でもフラッグシップとなっているのが10型ディスプレイ搭載の車種専用モデルで、セレナ専用は8月に登場したばかり。ほかにアルファード/ヴェルファイア専用、ノア/ヴォクシー/エスクァイア専用、ステップワゴン専用などがある。


車種専用モデルではインパネに合わせた造形がなされているうえ、手元でナビ操作ができるスマートコマンダーの専用ホルダーも付属。


機能面での特徴はなんと言っても先進性。最新モデルの上級グレードではマルチドライブアシストユニットを付属し、画像認識技術を活用した運転支援機能を実現。前方車両の動きを検知してさまざまな警告を発し、安全運転に寄与する。また、通信モジュールを付属しており、専用サーバーから最新のドライブ情報やスマートループ渋滞情報を取得することができる。


そして2017年モデルからはオーディオ関連機能を一段と強化。ハイレゾ音源(96kHz/ 24bit)の再生に対応するだけでなく、そのクオリティを生かすためにさまざまな高音質パーツも投入されている。さらにスマホを活用した独自の音楽ストリーミングサービス・ミュージッククルーズチャンネルに対応。走行場所や時間、ユーザーの好みに合わせて約650万曲から自動選曲を行い連続再生する。



セレナ専用としては市販最大となる10型ディスプレイを搭載している。純正よりひとまわり大きな画面だが違和感がない。


主要スペック


ディスプレイ 10型(WXGA)

タッチパネル方式 静電式

音声操作 標準搭載

渋滞情報取得 VICS WIDE/スマートループ

映像メディア DVD/地デジ/USB/SD

音声メディア CD/USB/SD/FM・AM/Bluetooth/MCC

パワーアンプ出力 50W×4

ETC2.0車載器接続 同社製品で対応

ドラレコ接続 同社製品で対応


コントロール性は?



ディスプレイの下には触れるだけで反応するタッチキーを装備。キーのサイズが大きく、凹凸が付けられていて扱いやすい。中央の四角いマークを押すとメインメニューが開く。右端にはショートカットキーを装備。左端は車両を撮影するカメラ。



HOME画面と呼ばれるメインメニュー。ユーザーの好みに合わせて表示させるアイコン(目的地検索の項目、AVソースなど)を選んだり、位置やサイズをドラッグ操作で自由に変えられる。スマートループから取得した最新の天気情報も表示可能だ。


フィッティングは?



ドライバーからもっとも見やすい位置に10型画面を設置。純正パネルとのマッチングも抜群によく、シルバーのフレームも違和感がない。



側面から見ると複雑なデザインであることがわかる。ディスプレイ部の角度が起きているため反射しにくい。操作キーの角度も適確。



フロントパネルの下にはDVD /CDスロットと、SDメモリーカードスロットを装備している。ディスプレイの部分だけが開閉する。



純正パーツと同様の仕上げを採用し、メーカーオプション品のようなフィッティングを実現。ピアノブラック仕上げが美しい。


見やすさは?




WXGAの解像度を持つ「Excel Lumina HDパネル」を採用。さらに従来比約70 倍に及ぶ色階調表現を駆使して、高精細・高コントラストで微細なニュアンスまで描き切る高性能プロセッサーも搭載している。写真を見て分かる通り小さな文字もハッキリしており、直射日光が当たる状況でも見やすい。地デジなどAVソースも鮮やかな色合いで華やかに見える。


注目のナビ機能は?


前方車両接近警告



スーパールート探索



ナビ機能で特徴的なのはカロッツェリア独自のスマートループ機能を利用できること。スーパールート探索ではサーバー上で蓄積されているデータと最新情報を組み合わせてルート探索を行い、早く快適なルートを提案する。また、カメラで捉えた映像を解析して運転支援を行うドライブサポート機能が充実し、誤発進警告や前方車両接近警告などを実現。


注目のAV機能は?


ミュージッククルーズチャンネル



ハイレゾ音源再生



エンタメ系の話題はハイレゾ音源(96kHz/24bit)への新対応で、臨場感あふれる再生を存分に楽しめる。USBメモリー、SD4-14.jpgメモリーカード、スマホに収録したFLAC/WAV/ALACのファイルに適応。これに合わせて音響パーツも見直し、新たな音質4-14.jpg調整機能も搭載。また、膨大な曲を連続再生するミュージッククルーズチャンネルも楽しめる。


カーナビライター浜先秀彰のココを見逃すな!




付属のマルチドライブアシストユニットで画像認識技術を使った多くの機能を実現するが、さらにセキュリティシステムとしても活躍。駐車中に振動や音、ドア開けなどを検知すると撮影を行ったうえに異常を知らせるメールを自動送信。写真や位置情報も確認ができる。


オススメのオプション


TVM-PW1000T



地デジやDVDの映像を楽しめる2台1組のプライベートモニターで、高画質で大画面の10.1型WXGAディスプレイを搭載。前席の左右のヘッドレスト部分にスマートな取り付けができ、シートごとに別々の映像も楽しめる。スマホ映像が入力できるHDMI 端子も用意。


価格:オープン(実勢価格:9万5000円前後)


人気車向け専用モデルをラインアップ


AVIC-CE901AL-M


■価格:オープン(実勢価格:34万円前後)



〈アルファード専用・10型ディスプレイ〉


AVIC-CE901VO-M


■価格:オープン(実勢価格:33万円前後)



〈ヴォクシー専用・10型ディスプレイ〉


AVIC-CE901ST-M


■価格:オープン(実勢価格:33万円前後)



〈ステップワゴン専用・10型ディスプレイ〉



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 ドライバーからもっとも見やすい位置に10型画面を設置!|大画面ナビ徹底検証 カロッツェリア サイバーナビ