レクサスLMは中国でいまどうなの!?
レクサス初のミニバン“LM”。中国でのみ販売が予定されているLMのいまを、現地でフリーライターとして活動する丁(てい)氏にレポートしてもらった。
※記事内容は2020年6月初旬時点のものです
2019年4月の上海モーターショーでお披露目され、2020年の2月に発売が予定されていたレクサスLM。しかし世界的な新型コロナウイルスの影響もあり、レクサスディーラーそのものが休業状態に。ただレクサスチャイナの公式ホームページでは、すでに発売開始済みとなっており、車両価格やスペックなども正式なものが公開されている。
5月下旬からは休業規制も解かれ、現地中国のレクサスショールームで直接話を伺うことができたという。
「スタッフの話によると、発売前から事前予約されていたお客様がいたそうで、現時点で5台納車したそうです。上海にはレクサスディーラーが7店舗ありますが、RXやLCのようにLMは展示車両がどこの店舗にもありません。
生産台数が限られているようで、今回はお客様に納車前のクルマを運良く撮影することができました。またレクサスLMは、すべて日本で作られているため、注文から納車まで、最低でも4カ月はかかるそうです」と丁さん。
そんなLMが、早くも中古車市場で話題を集めているとか。
「走行距離が数キロ程度の、いわゆる"新古車"なのですが、車両価格が3000万円前後。新車価格が4人乗りのロイヤルカスタムで2340万円ですので、少々異常な状態です。
これはレクサスそのものが中国で高い人気があるから。そもそも中国の富裕層にとってレクサスは"メイドインジャパンによる本物の高級車"であり、成功者の証。少しでも早く現車が欲しい人にとっては、高値でも手に入れたいということだと思います」。
日本での販売予定はいまのところ聞こえてこない。並行輸入という手段もあるが、現実的にいまは難しそう。新車価格2000万円超えのミニバン、後部座席でくつろぎならのロングドライブ、いつかは体験してみたいものです。
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class="alignnone size-full wp-image-153678"/>レクサス・LM
LMは4人乗りと7人乗り、2つのグレードが設定されている。販売されているほとんどが4人乗りで、個人所有というよりもビジネスシーンでの利用を考えての購入が多いとか。最大の魅力はファーストクラス並の居住空間。
日本でもイケる? LMルックが今後急増!?
中国のSNSで話題なのが、LM ルックのアルファードやヴェルファイア。当然ボディ加工は必要となるが、LMの純正パーツを入手してヘッドライトやテールレンズをスワップするカスタムが注目されているとか。これなら日本でもチャレンジできるかも!?
今回丁さんがお邪魔したというレクサス上海。5月下旬頃から、休業状態だったショールームがようやくオープンし、お客様も戻りつつあるという。偶然にも納車前のLMが店舗にあり、色々と話を伺うことができた。
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情報提供元: ドレナビ