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通常であれば、新型車の発売と同時に展示車両や試乗車が用意されているカーディーラー。
コロナ禍の影響もあると考えられるが、それ以上に新型ハリアーが注目されていることによって、一部ディーラーで展示車両が間に合わない状況に陥っているという。
5月から販売チャンネルが統合されたのもひとつの要因。
ユーザーにとっては、トヨタのクルマが全店舗で購入できるメリットができた一方で、お目当てのクルマが店舗にない場合もあるという。
その影響を受けているのが、今回の新型ハリアー。
とはいえ、すでに展示車両が用意されているディーラーもある。
そこで今回、発売直後の動向を地域最大規模のショールームを備える、埼玉トヨペット与野支店にお邪魔して伺ってきた。
「事前予約の段階で、驚くほどご注文をいただきました。
当店で60ハリアーをご購入いただいたお客様に事前にご案内をいたしましたが、これまでハリアーに乗ったことがないお客様からもお問い合わせをいただいております。
ここ最近、これほど注目度の高かったクルマは記憶にございません」と営業推進部の矢島さん。
それほど注目されているとなると、気になるのは納車時期。
噂では年内納車がすでに難しいという話ですが?
「事前予約をいただいたお客様に関しては、早ければ9月から10月頃。
いまご注文いただいた場合、おそらく年内納車は難しいと思います。
特に上級グレードの「Z」、「Z“レザーパッケージ”」だけがメーカーオプションで選択できる調光パノラマルーフを追加した場合は、さらに時間がかかりそうです」。
これから新型ハリアーを購入するなら、それなりの覚悟が必要そう。
とはいえ、知っておきたいのは失敗しないための購入プラン。
現状の売れ筋グレードはなんでしょうか?
「新型ハリアーの車両価格は299万円からとなっていますが、最も売れているの
は上級グレードの「G」。
当然お値段は高くなりますが、「G」にしかない装備がかなり充実しています。
都市型プレミアムSUVと言われるハリアーの魅力を味わうのであれば、「G」グレードを選べば間違いないと思います」。
おすすめグレードは
都市型SUVの魅力を十二分に味わえる「Z」です
自社ブランドを展開するなど、カスタマイズにも積極的な埼玉トヨペット。「店舗によってGRパーツを装着したハリアーをご用意しています」と矢島さん。
ハンズフリーパワーバックドア
リアバンパー下へ足を差し込むだけでリアゲートが自動開閉。荷物で両手がふさがっている時はかなり便利だ。「G」にパワーバックドアが装備されるが、ハンズフリー機能が装備されているのは「Z」のみ。
12.3インチディスプレイ&JBLサウンドシステム
「Z」に標準装備、「G」であればメーカーオプションで選択できる12.3型TFTワイドタッチディスプレイ。ナビ、オーディオ、スマホ連携機能、ETC2.0などが搭載される。また9スピーカーを最適にレイアウトしたJBLプレミアムサウンドシステムも絶品。
デジタルインナーミラー(前後方録画機能付き)
後方映像を表示できるデジタルインナーミラー。専用レバーで鏡面モード/デジタルミラーモードへの切り替えができる。また、走行中の前後方カメラ映像をSDカードへ録画できるドラレコ機能も搭載。「Z」「G」に標準装備、「S」はメーカーオプション。
調光パノラマルーフ
「Z」にのみメーカーオプションで追加できるのが調光パノラマルーフ。電動シェードの開け閉めに加え、調光機能によって調光/透過を瞬時に切り替えることができる。
質感が違う“プレシャスブラックパール”
今回新たに追加されたボディカラーがプレシャスブラックパール。ソリッドのブラックと異なり、ベース色に細かな粒子が入っているため、光が当たるとキラキラと輝く。また傷が目立ちにくいというメリットも。価格は5万5000円UP。
埼玉トヨペット限定ハルバイトしませんか?
新車購入時、宣伝用のステッカーを貼ることで宣伝料がもらえるというユニークなプラン。3年or5年間継続して貼り続けることで、現金またはTOYOTA TSキュービックカードポイントを受け取ることができる。現金なら5年間で、最大9万6000円!!
現金一括払い 月々のローン
最も一般的なのが車両総額をローンで組むか、一括で支払う方法。残価設定型で支払う場合、基本的にはクルマをディーラーで下取ってもらうことが前提。そのためホイールのインチアップなど、純正戻しがすぐできるカスタムは問題ないが、純正バンパーをカットして装着するエアロキットの装着などは原則NG。その辺りも考えて選択したい。
残価設定型 ハッピーライフプラン
車両本体価格の一部をあらかじめ残価として据え置きし、残りの金額を毎月支払っていく方法。あらかじめ3年後(4年、5年も可)の、下取り価格を設定し、その価格を総額から引いてローンを支払っていく。そのため月々の支払額を抑えられる。ローン終了後、ディーラーで下取りしてもらうか、残金のローンを組み乗り続けることもできる。
モデリスタ仕様も サブスク“KINTO”
月々定額で乗れるクルマのサブスク“KINTO”。車両本体価格だけでなく、車両にかかる税金や保険料、メンテナンスや車検代、すべてを一括し、頭金無しの月々定額で支払っていく。しかも新型ハリアーは、モデリスタ仕様の車両もKINTで選択が可能だ。モデリスタ仕様の月額利用料は8万3710円〜(ベース車:Z・ガソリン)。
【SPECIFICATION】
<ガソリン車>
S 299万円(2WD)/319万円(4WD)
G 341万円(2WD)/361万円(4WD)
G“Leather Package” 371万円(2WD)/391万円(4WD)
Z 393万円(2WD)/413万円(4WD)
Z“Leather Package” 423万円(2WD)/443万円(4WD)
<ハイブリッド車>
S 358万円(2WD)/380万円(4WD)
G 400万円(2WD)/422万円(4WD)
G“Leather Package” 430万円(2WD)/452万円(4WD)
Z 452万円(2WD)/474万円(4WD)
Z“Leather Package” 482万円(2WD)/504万円(4WD)
住所:埼玉県さいたま市中央区上落合2-2-1
電話番号:048-859-4141
営業時間:10:00〜19:00
定休日:月曜日(第2火曜日)
https://www.saitama-toyopet.co.jp
※定休日は埼玉トヨペット各店舗により異なりますので、HPでご確認下さい。
スタイルワゴン2020年8月号より
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