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いま流行のコンパクトSUV市場にトヨタが送り込んだ新型ライズ。ダイハツ・ロッキーのOEMとなるが、フロントマスクやホイールなどのデザインがやや異なる。月販目標もダイハツ・ロッキーが2000台なのに対し、ライズは4100台となんと2倍! トヨタはライズをホンキで売る気なのだ。
運転しやすい全長4m以下のボディに、クラストップレベルの荷室スペースや居住空間をギュッと詰め込んでいるのに驚く。荷室は通常時でも369Lあるし、前後シート間は900mm確保しているから後席は大人でもゆったりと座れる。パワートレーンは、1.0Lターボながら1.5L NA並みのトルクを低回転域で発揮する街乗り仕様。4WD車には車両の状況に応じて最適なトルクを後輪に配分するダイナミックトルクコントロールAWDを採用する。また、先進安全装備も申し分ない。スマートアシストは最新版を搭載しているうえ、全車速追従式ACCやパーキングアシストなども装備。売れる予感がムンムンと漂うライズに注目だ。
外装
フロントは角張ったバンパーコーナーや大径ロアグリルにより、力強さとワイド感を演出。薄型LEDヘッドランプやLEDウインカーのシーケンシャル化で先進性もアピールする。
オーバーフェンダーに大径17インチアルミなど、SUVらしい力強いスタイルを全長3995×全幅1695mmの5ナンバーサイズに凝縮。ボディカラーは、新開発のターコイズブルーマイカメタリックを含む全8色を用意。
内装
運転席の視認性を重視したコックピット。運転席に向けられて配置された操作パネル、自然な位置で手を伸ばせば直感的に操作できるシフトレバーなど、ドライバーズファーストな作りだ。
前席は座面のサイドサポートを大きくして、背面部とサイドパットの硬度を変えることでホールド性を強化。エッジにレッドのアクセントカラーを加えているのも印象的。
スマートアシスト
車両と歩行者を検知する衝突回避支援ブレーキに加え、アクセルとブレーキの踏み間違いに時における衝突被害軽減に寄与する「ブレーキ制御付き誤発進抑制機能(前方・後方)」など、安全装備の充実度は高い。
7インチTFTカラー液晶ディスプレイ
LEDデジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイをシームレスに表示できるのはGOOD。写真の先進モードをはじめ、ワクワクモード、シンプルモード、アナログモードの4パターンから設定可能だ。
【SPECIFICATION】
X 167万9000円(2WD)/191万8800円(4WD)
X“S” 174万5000円(2WD)/198万4800円(4WD)
G 189万5000円(2WD)/213万3700円(4WD)
Z 206万円(2WD)/228万2200円(4WD)
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]