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TMS2019 南4ホール
北海道札幌のあかりみらいがリリースした「安心給電キット」は、自動車の発電した電力を屋内で使うためのキットです。
災害時などは、クルマを発電機代わりにして、写真のように家電品を動かしたいと思うもの。
また実際に被災すると、そういった使い方をすることもあります。
最近のハイブリッド車などに標準、またはオプションで設定されているACコンセントならば、最大で1500Wに対応しているものもあり、直接つなぐだけで炊飯器などを動かすことも可能です。
また、通常のハイブリッド車・エンジン車でも100−150W程度の電力であれば、オプションのACコンセントや、インバーターなどを介して接続で、取り出すことが可能なので、スマホの充電はもちろん、小型のテレビや、扇風機の作動、電気で着火するストーブの着火などに対応できます。
しかし、車内で使用するのならば問題ないですが、引き出して屋内など別の場所で使うということになると、延長コードや、屋外駐車場であれば、ドラムリールなどをつないで、クルマが見えない状態で使うことになり、その取り扱いに心配もあります。
というのも、過電流が流れるとクルマ側のリレーが切れる、インバーターのヒューズが飛ぶなどの動作がおきますが、遠隔操作だと、そのフォローにはクルマのそばまで行かなくてはなりません。
たとえば台風などで、まだまだ悪天候の続く中、クルマに近づき作業というのは危険。
さらに、接続が悪いなどで火災などを起こす可能性もあり、こちらは2次災害を引き起こす可能性もあります。
同製品は、ドラムリールまたはハンドリールに過電流を防止する電子ブレーカーを内蔵しており、屋内へ電力を引き込んだその手元で、その制御ができるというもの。
車両側は、車体についているコンセント、またはシガーソケットに市販のインバーターをつなぎコンセントから、リールにつなぎ、屋内に引き込みます。
家電を接続し、万が一使用できる電力の上限を超えた場合でも、屋内側でブレーカーが落ち、過電流を防ぎます。
リカバーには同時に使用する家電品を調整するなどして、本体をリセット。
これだけで復旧が可能なのです。
屋内の本体に2口のACコンセントと2口の5V1AのUSBソケットを装備。
リアルタイムで現在使用している電流値がわかります。
流せる電流量は、スライドスイッチ1500Wと100Wで切り替えが可能なので、使用するクルマやインバーターなどに合わせて調整できます。
現在、製品は新型インジケーター付きハンドリールタイプはamazonで予約販売開始。11月中旬発送予定。新型インジケーター付きドラムタイプは12月に販売開始予定となっています。
また、今後住宅への据え置きタイプの販売も予定しているとのこと。
詳しくは同社のサイトでチェックしてみてください。
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東京モーターショー2019記事
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あかりみらい
http://www.akarimirai.com/
TEL:011-876-0820
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ_古川教夫]