川崎市の多摩区エリアは、かなりケーキ屋さんには事欠かない。近所にあったシャトレーも、まあ、体裁は街中のケーキ屋さんだが、しっとりと重厚感のある滑らかな生クリームは虜になります。そこは店頭でソフトクリームを販売していて、よく小さいころはその場で巻いてもらったものです。小田急線の線路沿いにある「なかがめ」もドイツ菓子の名店で、何人もここのケーキが一番という人を知っている。ファンの多いお店でしょう。


新百合ヶ丘で人気のリリエンベルグ



そしてエリアでは一番有名なお店の一つかもしれません。新百合ヶ丘から少し住宅地のほうに歩くとしゃれたヨーロッパの山小屋風のお店が目を引く「リリエンベルグ」は、遠方からきて挨拶もほどほどに、せっかく来たから行きたいので連れて行ってほしいといわれたことが一度ではない、そんな全国区のお店。そういうケーキ屋さんはわりといろいろなところにありますが、駐車場があってしばしばその列が渋滞になっているほど。ウィーン菓子の名店で、ザッハトルテなども有名ですね。そんな環境にいると、おいしいケーキが普通のことのように感じられてしまうのですが、それはとんでもないこと。みな手作りですので当然ですが、いろいろですよね。ですから時々少し離れた場所のケーキ食べたくなるのです。


そして関西へ旅立つ


フォルクスワーゲン広報のIさんから「中ちゃん、よかったら新しいビートル乗りに来ない?」なんて誘われて「あ、行きます!」なんて二つ返事をして大阪行きが急きょ決定。「せっかく行くんだから何か食べて来よう」と思った次第です。こういう時のこの機転、気の利かせ方がほかのことにも役立てられていたら、もう少しましな人間になっていたに違いない、などともう実現不可能な反実仮想を並べたりするものですが、まあいいでしょう、楽しいので(笑)



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情報提供元: CL
記事名:「 おいしいケーキの旅。The Beetleで「ポアール帝塚山本店」から東京へ