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類のエンジンが採用されており、いずれのエンジンにも2WD、4WDの設定があります。
タフトのWLTCモードカタログ燃費は以下のとおり。駆動方式による燃費の差が少ないのが特徴です。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
X/G/G“クロム ベンチャー”/ G“ダーククロム ベンチャー” | 2WD | 21.4 |
4WD | 21.1 | |
Xターボ/Gターボ Gターボ“クロム ベンチャー”/Gターボ“ダーククロム ベンチャー” | 2WD | 21.3 |
4WD | 21.1 |
なお、タフトにはアイドリングストップ機構(eco IDLE)を省いたeco IDLE非装着車の設定があります。eco IDLE非装着車のカタログ燃費は以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
X/G/G“クロム ベンチャー”/ G“ダーククロム ベンチャー” ※eco IDLE非装着車 | 2WD | 19.8 |
4WD | 19.4 | |
Xターボ/Gターボ Gターボ“クロム ベンチャー”/Gターボ“ダーククロム ベンチャー” ※eco IDLE非装着車 | 2WD | 18.7 |
4WD | 18.2 |
タフトに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、タフトの実燃費(2023年12月22日時点)は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | 実燃費(km/L) |
---|---|---|
X/G/G“クロム ベンチャー”/ G“ダーククロム ベンチャー” | 2WD | 17.8 |
4WD | --- | |
Xターボ/Gターボ Gターボ“クロム ベンチャー”/Gターボ“ダーククロム ベンチャー” | 2WD | 18.5 |
4WD | 17.7 | |
X/G/G“クロム ベンチャー”/ G“ダーククロム ベンチャー” ※eco IDLE非装着車 | 2WD | 21.1 |
4WD | --- | |
Xターボ/Gターボ Gターボ“クロム ベンチャー”/Gターボ“ダーククロム ベンチャー” ※eco IDLE非装着車 | 2WD | 19.1 |
4WD | 14.5 |
WLTCモードは、従来日本で使用されてきたJC08モードと比較すると実際の車の使用環境に近い方法で計測されていますが、実燃費は電装品の使用や気温などに左右されるため、カタログ燃費よりもある程度の悪化が見られるのが一般的です。
タフトにおいても差が見られ、特にターボ4WDのeco IDLE非装着車においてカタログ燃費との乖離が大きい傾向があることがうかがえます。
タフトのライバル車としては、スズキ「ハスラー」や同じくスズキの「ジムニー」などがあります。ここではこの2車種とタフトのカタログ燃費を比較してみましょう。
軽スーパーハイトワゴンとSUVを融合させ、使い勝手の良さと走破性を両立させたスズキ「ハスラー」。ユニークなルックスは幅広い層に高い人気を誇ります。
ハスラーのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
HYBRID G/HYBRID X | 2WD | 25.0 |
4WD | 23.4 | |
HYBRID Gターボ/HYBRID Xターボ | 2WD | 22.6 |
4WD | 20.8 |
タフトとハスラーの燃費の比較では、NAエンジンとターボエンジン2WDにおいてはハスラーがタフトよりも低燃費を実現していますが、ターボエンジン4WDではタフトがより良い数値となっています。
ラダーフレームを採用し、高い悪路走破性を備えた軽本格オフローダーのスズキ「ジムニー」。そのタフさや武骨さを感じさせるワイルドなスタイルは熱狂的なファンを魅了してやみません。
ジムニーの駆動方式は、4WDのみとなっています。WLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | トランスミッション | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
XG/XL/XC | 5MT | 16.6 |
4AT | 14.3 |
タフトとジムニーの燃費の比較では、タフトに大きくメリットがあることが明らかになりました。
タフトでは「DNGA」の理念に基づき、サスペンション設計の見直しやプラットフォームの高剛性化によって操縦安定性を高め、フラットな乗り心地を実現しています。
また最低地上高を190mmと高く取っているため、未舗装路でも安心。加えて滑りやすいシーンで空転した車輪に制動力を加えて空転を抑えるとともに、もう片輪には駆動力を発生させることでタイヤのグリップ力を維持して発進や加速をサポートする「グリップサポート制御」が搭載されており、高い悪路走破性を持つモデルといえるでしょう。
タフトは2WD車と4WD車のあいだでカタログ燃費にほとんど差がないため、燃費の差を気にすることなく必要な駆動方式を選択できるのが魅力といえます。
燃費はわずかな差であっても積もり積もれば大きな差につながります。車を選ぶ際にはしっかりと燃費性能を確認して、維持費の目安を把握しておくことをおすすめします。
A:タフトのWLTCモードカタログ燃費(eco IDLE非装着車を除く)は、2WD車が21.3~21.4km/L、4WD車が21.1km/Lであり、駆動方式やエンジンによるカタログ燃費の差が小さいのが特徴です。
A:タフトの実燃費(eco IDLE非装着車を除く)は2WD車が17.8~~18.5km/L、4WD車が17.7km/Lです。カタログ燃費と実燃費は若干の差が生じるのが一般的であり、タフトでも差が見られます。
A:タフトでは「DNGA」の理念に基づいてサスペンション設計を見直したり、プラットフォームを高剛性化させたりすることで、優れた操縦安定性や乗り心地を実現しています。また最低地上高を高く設定して未舗装路でも安心して走れるように工夫されているのも特筆すべきポイントでしょう。
※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています