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国産の大型キャブワゴンを代表する存在がトヨタ「ハイエース」です。ハイエースにも3ナンバーの乗用モデル「ワゴン」と2ナンバーの「コミューター」があります。ハイエースワゴンの搭載エンジンは2.7Lガソリンエンジンで、キャラバンワゴンよりも排気量は大きくなっています。
ハイエースワゴンのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | ボディ長 | ルーフ形状 | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|---|---|
DX/GL | ロング | ミドルルーフ | 2WD | 8.8 |
4WD | 8.1 | |||
グランドキャビン | スーパーロング | ハイルーフ | 2WD | 8.8 |
4WD | 8.1 |
わずかな差ではありますが、キャラバンワゴンはハイエースワゴンよりも排気量が小さい分、燃費は抑えられていることがわかります。
キャラバンワゴンのような車体が大きく、多数の乗員や荷物が乗ることが想定されるモデルでは高速道路の合流時や追い越し時の加速などでパワー不足を感じがちです。
しかしキャラバンワゴンではトルクを向上させ、そういったシーンでもドライバーに不安を感じさせない十分な加速性能を有しています。
また、トランスミッションにはマニュアルモード付きフルレンジ電子制御7速オートマチックを採用。マニュアルシフトモードを使用すれば、ドライバーの意のままのドライビングが楽しめます。
モータージャーナリスト・萩原文博さんのレビュー記事でキャラバンワゴンの走行性能を詳しくチェック!
キャラバンワゴンを選ぶ基準は「10人乗りができること」、または「荷物がたくさん積載できること」であり、そのほかの点はあまり気にしない、という声もあります。確かにキャラバンワゴンのようなスペックを持つ乗用モデルはトヨタ「ハイエース」を除きほとんどないので、燃費性能まで確認する必要はない、と思うこともあるかもしれません。
ただし、キャラバンワゴンはボディサイズ、排気量ともに大きい車であるため一般的なファミリー向けのミニバンなどと比較すると燃費はかなり異なります。乗り始めてから燃料費がかかることに驚かないよう、車選びの段階でしっかりと確認することをおすすめします。
A:キャラバンワゴンに搭載されているエンジンは2.5Lガソリンエンジンで、WLTCモードカタログ燃費はロングボディ2WD車が8.9km/L、4WD車が8.5km/L、スーパーロングボディ2WD車が8.7km/L、4WD車が8.3km/Lです。
A:キャラバンワゴンのライバルとしては、トヨタ「ハイエースワゴン」が挙げられます。ハイエースワゴンとキャラバンワゴンの燃費を比較すると、わずかな差ではありますがキャラバンワゴンが低燃費を実現しています。
※この記事は2023年9月時点の情報で制作しています