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海外では、ホテル代わりに他人の家で過ごす“民泊”が主流になってきています。最近は日本でもCMが放映されているので、知ってる人も多いのでは。ホテルに泊まるよりも安く利用できることで人気の民泊。
今回は、予約方法やメリット・デメリットを解説します。これから民泊を利用してみたいと検討中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
民泊とは、旅行者がホテルなどを利用せず、一般の民家に宿泊することを指します。最近では個人宅や、所有する部屋などの貸出も一般的になってきました。
民泊事業が徐々に日本に浸透してきた数年前は、従来の旅館業法で考えると、ほとんどのケースが要件を満たしておらず、実は、無許可の違法民泊も多くありました。
しかし2018年6月に住宅宿泊事業法が施行され、これまでに比べるとルールはかなり緩和されたことにより違法民泊の数も減少。現在の民泊は、利用者にとってより安心できるものとなりました。
それではここからは民泊の気になる予約方法を解説していきましょう。今回は、民泊や宿泊施設を借りたい人のための大手ウェブサイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」の予約方法を見ていきます。
まず、Airbnbのトップページにアクセス。登録が済んでいない方は、Airbnbのアカウントを作成しましょう。Facebookからもプロフィールを作成できるので、とっても簡単です。
「Airbnbで探す」の「宿泊先」を選択します。
上部の検索バーに宿泊したいエリアを入力し、予約日・フィルター(人数・価格帯・部屋のタイプなど)から希望条件に合わせて、設定していきます。
すると、たくさんの検索結果がでてくるので、気になる物件を見つけたら、そのページをクリックしましょう。リスティングの注目ポイントという欄で、他の利用者の評価などをチェックできます。
リストの下には、スペースや、ゲストが立ち入れる範囲、また設備などの説明が書かれてあります。注意事項が書かれている部分に、料金の計算方法が表記されていることがあります。
※民泊で注意しなくてはいけないのが、宿泊料だけでなく、清掃費やAirbnb手数料、保証金などが請求されること。ぜひ注意事項はよく読むようにしてください。
もし、予約前にホストの方に質問したい場合は「ホストに連絡」というボタンがあるので、ぜひ利用してください。スーパーホストの方は約1時間以内に返信してくれるので、即予約したいと思っている方でも安心です。
※スーパーホスト…利用者から高い評価を受けているベテランホストのこと
気に入ったら、チェックインの日にち、チェックアウトの日にちを入れて予約ボタンを押しましょう。
カプセルホテルなどの一般的なホテルとは違って、気をつけなくてはならない点がいくつかあります。それは、料金の内訳。民泊のほとんどが、一泊の料金に清掃費やAirbnb手数料がプラスされます。また、部屋や物を破損させてしまった場合は、保証金が請求されることがあります。
もちろん物件によってルールは変わってきますが、料金トラブルにならないように、わからないことがあればすぐにホストに連絡するといいでしょう。料金の内訳は【予約】ボタンを押すと記載されているので、チェックを忘れないようにしてくださいね。
ここからは民泊利用のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
まずメリットは、やっぱりホテルよりも安く宿泊することが可能ということです。また、普段泊まることのできないような部屋で、地元民になった気持ちで宿泊できるのも魅力的ですね。短期間の旅行でも現地の生活を体感できるのは、民泊ならではのメリットだと思います。
続いてデメリットを挙げてみます。例えば、ホテルとは違って、アメニティが少ないということ。格安のお部屋の場合は、アメニティが一つも付いていないなんてことは普通にあります。また、立地が悪い場合もあります。予約してみて、いざ宿泊先に行ったら、夜道が真っ暗な場所にあった……なんてことも。また、海外の人が利用する場合は、言葉の壁なども問題になってきます。
いかがでしたか? 民泊を利用するために必要な最低限の情報を今回はご紹介しました。普段とは違った経験もしてみたい!という方は、ぜひ利用してみるといいかもしれません。素敵な旅になるといいですね。
(トキエス)