道後温泉日帰り入浴ガイド、3つのお風呂の違いや営業時間・価格を徹底解説! 朝風呂や夜行バス乗車前にも!
ざっくり、こんな記事
- なんと道後温泉は6:00~23:00まで入れる!
- 外湯は「本館」「飛鳥乃湯泉」「椿の湯」の3種類!
- 日帰り入浴でもプランによってアメニティや休憩の有無が変わる!
「道後温泉」の3つの外湯はどこも早朝から夜遅くまで営業
道後温泉本館
飛鳥乃湯泉
椿の湯
あなたにオススメの道後温泉外湯チャート
主要ターミナルから道後温泉へのアクセス
松山駅・松山市駅から道後温泉へのアクセス
各県から夜行バスで道後温泉へアクセス
「道後温泉」の3つの外湯はどこも早朝から夜遅くまで営業
道後温泉には、「外湯」が3つあります。
・本館
・飛鳥乃湯泉
・椿の湯
よく写真で出てくる、古めかしい昔ながらの温泉は「道後温泉本館」です。それぞれ、料金やプラン・コンセプトが違いますが、どこも6:00(6:30)~23:00とかなり営業時間が長いです。
このおかげで、夜行バスで道後温泉や松山に到着してすぐや出発前に気兼ねなく温泉を楽しむことができるんです。めちゃくちゃありがたいですね…!
■道後温泉へ直行できる夜行バス・高速バス
道後温泉へ直行できる夜行バスは、東京、神奈川、愛知、神戸、大阪発の路線があります。
また、松山駅へ直行できる高速バスは、関東では東京、神奈川、千葉、近畿では三重、京都、大阪、兵庫、ほかに愛知、岡山、広島、福岡、四国の各県とを結ぶバスがあります。
※2024年11月調べ
愛知⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
大阪⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
兵庫⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
神奈川⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
松山着のバス便「バス比較なび」
道後温泉本館
国の重要文化財にも指定されている、道後温泉のシンボルといえば「道後温泉本館」です。
2019年1月から保存修理工事を行っていましたが、現在は無事に完了しており外から全貌が見られる状態になっています。もちろん、実際に入浴することもできます。
わたしが訪れたときはまだ朝6時台でしたが、近くの温泉宿に泊まっている方が浴衣で朝風呂を浴びに来ていました。
道後温泉本館の入浴プラン
・神の湯階下
料金700円/営業時間6:00~23:00(札止 22:30)/利用時間60分
・神の湯二階席
料金1,300円/営業時間6:00~22:00(札止 21:00)/利用時間60分/その他サービス:お茶・お茶菓子・貸浴衣
・霊の湯二階席
料金2,000円/営業時間6:00~22:00(札止 21:00)/利用時間60分/その他サービス:お茶・お茶菓子・貸浴衣・貸タオル・貸バスタオル
・霊の湯三階個室
料金2,500円/営業時間6:00~22:00(札止 20:30)/利用時間90分/その他サービス:お茶・お茶菓子・貸浴衣・貸タオル・貸バスタオル
※このほか、貸切室を利用できるプランもあり
※2024年11月調べ
本館は大きく分けて「神の湯」と「霊の湯」の2つの浴場があります。神の湯プラン2つでは神の湯のみ入浴可能。霊の湯プラン以上では、神の湯・霊の湯の両方に入れます。
プランにある二階席・三階個室というのは湯上り処のこと。二階席は開放的な大広間で、三階個室はプライベート感ある個室で休憩ができます。霊の湯ニ階席以上のプランには、皇室専用浴室である「又新殿」の自由観覧も含まれています。
一番シンプルなのは700円の神の湯階下プラン。とりあえず本館で温泉に浸かりたい! という人にオススメです。一番遅くまで入れるプランなのも大切なポイントですよ。
2つのお風呂どちらにもシャンプー・コンディショナー・ボディソープの設置あり。貸タオル・貸バスタオルは売店で販売されているので持っていなくても大丈夫です。
道後温泉本館
飛鳥乃湯泉
聖徳太子が訪れて入浴したとも言われている道後温泉の歴史にちなんで作られた、飛鳥時代風建築の温浴施設。オープンは2017年と、3つの外湯の中で最も新しいです。
場所は本館からすぐ近く、歩いて1分ほどのところにあります。
「新たな温泉文化を発信する拠点」と銘打っており、館内のいたるところで伝統工芸とアートのコラボレーションを見ることもできます。
またこちらは露天風呂があるのがポイント! 3施設の中で露天風呂があるのは飛鳥乃湯泉だけなんですよ。
飛鳥乃湯泉の入浴プラン
・1階浴室
料金610円/営業時間6:00~23:00(札止 22:30)/利用時間90分
・2階大広間
料金1,280円/営業時間6:00~22:00(札止 21:00)/利用時間90分/その他サービス:お茶・お茶菓子・貸浴衣
・2階個室
料金1,690円/営業時間6:00~22:00(札止 21:00)/利用時間90分/その他サービス:お茶・お茶菓子・貸浴衣・貸タオル ※貸バスタオルはなし
※上記ほか、家族風呂を利用できるプランもあり
※2024年11月調べ
飛鳥乃湯泉のプラン分けも本館と同じようなスタイル。シンプルな入浴だけのプランと、湯上り処を使うかどうかで分かれています。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは大浴場に備え付けられています。こちらでも、貸タオル・貸バスタオルは売店で販売されているので、タオルを持っていなくても安心です。
道後温泉 飛鳥乃湯泉
椿の湯
道後温泉の中でも、一番地元の温泉らしい雰囲気なのがこちらの「椿の湯」。場所は飛鳥乃湯泉のすぐとなり、同じ敷地にあります。
椿の湯はほかの2施設と違い、料金プランもシンプルで1つだけしかありません。また、シャンプー・コンディショナー・ボディソープは備え付けはなし。売店も貸タオルだけの販売で、貸バスタオルの販売はありません。
とにかく設備をシンプルにして、日常的に道後温泉に入れるようにしているのが、こちらの椿の湯なんです。
椿の湯の入浴プラン
料金450円/営業時間6:30~23:00(札止 22:30)/利用時間60分
※2024年11月調べ
道後温泉 椿の湯
あなたにオススメの道後温泉外湯チャート
■道後温泉本館がオススメな人
・歴史ある建物を満喫したいという人
・道後温泉の定番を味わいたい人
やっぱり本館は大定番。初めての道後温泉なら、本館での入浴をぜひ楽しんでほしいです。また、本館は建物自体が重要文化財なのも大切なポイント。建築が好きという人、歴史をしっかり味わいたい人も本館がオススメです。建物に注目する場合は、二階席以上のプランにすると湯上り処も一通り見られますよ。
■飛鳥乃湯泉がオススメな人
・新しい施設でゆったり温泉に浸かりたい人
・「伝統工芸やアートが好き!」「露天風呂が好き!」という人
飛鳥乃湯泉は比較的新しい施設で、内装は伝統的でありつつモダンな雰囲気。また、露天風呂がある唯一の施設になるので、「お風呂と言えば露天風呂でしょ!」という人には飛鳥乃湯泉がピッタリです。
■椿の湯がオススメな人
・銭湯のような感覚で温泉を楽しみたい人
・アメニティもタオルも持ち歩いているプロ旅人
椿の湯は地元の人が毎日訪れる、まるで銭湯のような温泉。観光地でありながら、ローカルな雰囲気で温泉を楽しみたいという人にオススメの施設です。また、シャンプーやタオルをはじめとした、アメニティ類がないのもほかの施設との違い。しかしその分安いので、ゲストハウス利用などで自分のアメニティ・タオルを常備している人にとってはありがたいですね。
主要ターミナルから道後温泉へのアクセス
■松山駅・松山市駅から道後温泉へのアクセス
市内各地から道後温泉へは路面電車・路線バスでのアクセスが便利です。とくに路面電車は1乗車230円(ICカード利用時は210円)と分かりやすいので、使いやすいですよ。
・JR松山駅から
路面電車(JR松山駅前~道後温泉)
所要時間:5系統で25分
運賃:230円(ICカード利用時は210円)
路線バス(JR松山駅前~道後温泉駅前)
所要時間:30分~35分
運賃:430円(ICカード利用時は410円)
・伊予鉄松山市駅から
路面電車(松山市駅~道後温泉)
所要時間:3系統で20分
運賃:230円(ICカード利用時は210円)
路線バス(松山市駅~道後温泉駅前)
所要時間:20分~25分
運賃:330円(ICカード利用時は310円)
路面電車は始発は6時台から、終電も22時ごろまで運転しています。
■各県から夜行バスで道後温泉へアクセス
また、冒頭でも紹介しましたが、松山へは関西をはじめ、福岡や名古屋・東京からも夜行バスが出ています。オトクに安く、道後温泉へ行くならぜひチェックしてみてください~!
東京⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
愛知⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
大阪⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
兵庫⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
神奈川⇒道後温泉のバス便「バス比較なび」
松山着のバス便「バス比較なび」
※2024年11月調べ
まとめ
今回、道後温泉を回ったうえでいろいろ調べながら記事にしていたんですが、施設ごとに本当にいろんな特色があって楽しいところだと改めて感じました。
有名な温泉なので一回行ったことがあるという方も多いかと思いますが、かなり幅広い楽しみ方ができる温泉地だと思いますので、2回目・3回目もぜひ行ってみていただきたいです! わたしはこの記事を書いていて、また行きたくなってしまいました…。気になっているという方はぜひ、足を運んでみてください。
(Goomba)