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金沢の街をぐるりと回る「城下まち金沢周遊バス」をお得に便利に使いたい方へ。
1日フリー乗車券はどうお得? あのスポットへ行くにはどこで降りたらいいの? 乗車券の買い方は? などなど、気になる情報をまとめました。
あなただけの金沢旅の作り方をご提案します!
「城下まち金沢周遊バス」は金沢市内の主要な観光地を周遊するバス。同じ道のりを右回りと左回りの2ルートで運行しています。1周するのにかかる時間は45分ほど。バス停には15分間隔でやってきます。
「城下町金沢周遊バス」の乗り方は2通り。普通に乗車するか、「北鉄バス1日フリー乗車券」で乗車するかです。
普通乗車は一律200円。バス降車時に車内精算となるため、乗車券はありません。片道は歩いて行くとか、駅と決まった1カ所とを1往復するだけの場合はこちらでOK。普通回数券も用意されています。
「北鉄バス1日フリー乗車券」は500円。いくつか立ち寄りたい場所があるならこちらがお得です。また、この乗車券を利用すれば、「城下町金沢周遊バス」にくわえ、同エリア内の他の北鉄バスと兼六園シャトルにも乗車でき、さらに特定の施設では入場料の割引特典もあります。金沢の街を観光するなら、かなりラクでお得になるチケットです。
1日フリー乗車券は乗車前に窓口で購入してください。当日から3日先(明後日)の分まで購入できますよ。
購入できる窓口は4カ所のバスセンターにあります。バス車内では買えないのでご注意ください。周辺の一部ホテルでも購入できますが、ホテルだと子供用乗車券を扱っていない場合もあります。
1番わかりやすくておすすめなのは、金沢駅東口(兼六園口)を出てすぐのところにある「北鉄グループ案内所」。向かいにある7番乗り場からは、右回りルート・左回りルートの両方に乗車できます。
他の3カ所もそれぞれバス停からすぐの場所にありますよ。
「北鉄バス1日フリー乗車券」は先にもちらっと触れたように、バスの周遊エリア内の北鉄バスと兼六園シャトルに乗車できます。
これが思った以上にラクなのです! というのも、市内の主要バス停はどの路線もほぼ同じなので、行きたい方向さえあっていれば、周遊バスより先に来たバスへ乗車しても目的地へ行ける場合がほとんど。周遊バスは15分間隔ですが、そんなに待たなくても、次に来たバスに乗り込めばたどり着けることが多いのです。
1日フリー乗車券で乗車できるバスは、バスの車体に「1日フリー乗車券で乗車可」と写真つきで大きく書いてあるので迷う心配もありません。
また金沢21世紀美術館や石川県立美術館など、人気の観光施設で入場料の割引が受けられます。(乗車日当日のみ)
金沢市内の人気観光スポットはほぼ回ることのできる金沢周遊バス。なかでも観光に便利なのでおさえておきたいバス停は……?
右回りルートで金沢駅から4つめのバス停「橋場町」は、美しい街並みが人気のひがし茶屋街に行くのに便利! 徳田秋聲記念館や主計町茶屋街へも行きやすいので、金沢情緒を感じたい方はこちらからどうぞ。
金沢城公園へは、右回り・左回りとも道路を挟んで停車するバス停「兼六園下・金沢城」から行くのがおすすめ。金沢城公園の三御門である石川門へ一番行きやすいバス停です。
兼六園の桂坂口の最寄りもこちら。兼六園・金沢城公園へと登っていく坂道にずらりと並ぶ金沢土産のお店ものぞきましょう!
同じ兼六園・金沢城公園へ行くのでも、坂道が少なめになるルートがこちら。逆に、有名な石川門からは離れてしまいますが……。兼六園に入るには真弓坂口を、金沢城公園に入るには玉泉院丸口を目指しましょう。
ちなみに、こちらのバス停は金沢21世紀美術館のほぼ真ん前にあります。
金沢名物の豪華な海鮮丼やお寿司が食べたい……それなら近江町市場はいかがでしょうか? こちらはバス停「武蔵ヶ辻・近江町市場」からすぐ。7つの通りがある近江町市場では、ご当地グルメや金沢土産が探せますよ。
気になるところが色々あるなら、まずは1日フリー乗車券でバスに乗ってみるのも手。というのも、バス車内では次に停車するバス停付近の観光スポットを簡単に紹介してくれるのです。
観光バスとしてまずは金沢の街を1周回ってみるのもいいし、面白そうと思ったスポットで降車ボタンを押すのもいいでしょう。乗降自由だからこそできる楽しみ方です。
見所も魅力も多い金沢の街。時間をかけずに街を回れる「城下まち金沢周遊バス」は観光にとっても便利です。お得に活用して、金沢旅を満喫してくださいね!
(陽月よつか)