熱海梅園「梅まつり」2025年の開催期間や見どころ、アクセス、バスツアー情報を紹介
目次
熱海梅園とは?
熱海梅園は1886年(明治19年)に開園。梅の開花時期は一般的には1月下旬頃ですが、熱海梅園では、例年11月下旬~12月上旬に第一号の梅の花が開きます。樹齢百年を越える梅の古木を含め、60品種469本もの梅が咲き誇り、早咲き、中咲き、遅咲きと順番に開花し、園内を彩ります。
梅のほかにカンツバキ、センリョウ、マンリョウ、ドウダンツツジ、寒ボケ、オウバイ、ロウバイなどの花々も楽しめます。冬から春だけでなく、夏は新緑やホタル、秋は紅葉など四季折々の景色を愛でられます。
また、園内には初川のせせらぎやそこにかかる5つの橋「梅園五橋」、人工滝「梅見の滝」、作曲家の中山晋平の住宅を移築した「中山晋平記念館」などの見どころもあり、四季折々の花々に癒やされつつゆっくり散策できるスポットです。
アクセスは来宮駅から徒歩約10分です。
2025年「第81回熱海梅園梅まつり」の開催期間
1月上旬から3月上旬にかけては、梅まつりが開催され、期間中は、足湯や飲食出店・土産店もオープン。また、熱海芸妓連演芸会や剣舞、演奏会、大道芸、甘酒無料サービスなどのイベントも実施されます。
2025年の開場期間は以下の通りです。
2025年1月11日(土)~3月2日(日)
・開園時間
8:30~16:00(時間外は無料入園可) ※ライトアップはなし
熱海梅園
熱海梅園へ行くバスツアー
熱海梅園へはバスツアーでも行けます。日帰りバスツアーは関東発で開催されています。河津桜まつりと共に楽しめるツアーや、伊豆の三嶋大社やテーマパークに立ち寄れるツアーが多いですよ。
宿泊バスツアーは関東・名古屋・大阪発などのツアーがあります。温泉に宿泊し、伊豆や富士山周辺の観光スポットも巡れます。
熱海梅園周辺の観光スポット
熱海駅周辺のスポットはもちろん、伊豆や三島などにも足を延ばしやすく一緒に観光できます。
熱海梅園と共に、立ち寄れる人気のスポットやイベントがこちらです。
■来宮神社
古くから熱海の地で信仰されてきた来宮大明神。御祭神として、商売繁盛の神・大巳貴命(おおなもちのみこと)、武勇と決断の神・日本武尊(やまとたける)、樹木と自然保護の神・五十猛尊(いたけるのみこと)の3柱が祀られています。
境内にある「大楠」は樹齢2,000年を超え、国指定天然記念物に指定されています。幹の周囲はなんと24m! 夜にはライトアップも実施され、ひと際存在感を放っています。
■初島
熱海から高速船で30分。静岡県の最東端にあり、ゆったり南国の雰囲気を満喫できる島です。漁師がその日の朝に獲ってきた新鮮な海の幸を提供する店が並ぶ食堂街やアジアンカフェ、バーベキューなどのグルメスポットがあります。季節の花々や美しい海を見ながら、ゆっくり散策するだけでもリラックスできます。
■河津桜まつり
伊豆半島の河津町といえば、早咲きの河津桜が有名です。明るいピンク色の一重桜で2月初旬~3月初旬頃の約1カ月もの間、彩りを楽しめます。期間中は「河津桜まつり」も開催。河津駅から約4キロ、河川に沿ってピンクの河津桜が咲く様子は圧巻! 時期によっては、菜の花と河津桜の競演も。
河津桜まつりについてはこちらの記事もご覧ください。
■三嶋大社
源頼朝が深く崇敬し源氏再興を祈願したと伝えられる古社です。御祭神は、山森農産の守護神・大山祇命(おおやまつみのみこと)、福徳の神・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)。
国指定重要文化財である本殿をはじめとした歴史をもつ建築物も見ごたえあり。秋には樹齢1200年といわれる金木犀、春には桜や梅が咲き誇ります。
■伊豆フルーツパーク
フルーツの魅力がつまった伊豆フルーツパーク。フルーツ狩りでは、冬はみかんやいちご、夏はメロン、そのほかマンゴーやぶどう、梨などを楽しめます。お土産も豊富で、新鮮なフルーツのほか、フルーツ果汁を使ったジュースやスウィーツ、ジャムなどがズラリ。海鮮や浜焼きなどのランチも人気です。
伊豆フルーツパークの浜焼きバスツアーについてはこちらの記事もご覧ください。
熱海梅園へのアクセス
熱海梅園の最寄り駅は、JR伊東線来宮駅。来宮駅は、新幹線やJR東海道線が停車する熱海駅からJR伊東線で約3分の駅です。駅からは徒歩約10分です。
東京駅から来宮駅へは電車で約2時間、新幹線では約1時間。名古屋駅からは新幹線で約1時間45分です。
高速バスを利用する場合、熱海発着の便は運行していないので、三島などで電車に乗り換えます。三島駅から来宮駅までは電車で40分ほど。
熱海梅園へきれいな梅を観賞しに行ってみてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)