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夏から秋への季節の変わり目は、まだまだ暑い日もあれば、急に冷え込むなど、寒暖差が気になります。
2023年の東京の天気を見てみると、最高気温が30℃から25℃まで5℃近く下がっている日もあります。さらに注目したいのは最低気温。2023年9月21日から25日にかけての5日間を見てみると、一度下がった最低気温が上がり切らず、朝晩の寒暖差が激しくなっています。
また、秋に移り変わる時期といっても30℃超えの日が続くのも、この時期の特徴です。
夏から秋にかけての季節は、夏の疲れや朝晩の寒暖差によって、体調を崩し、下痢や嘔吐などの症状がでたり、食欲不振になったりするワンちゃんが増えるそうです。愛犬に食欲がないときに私自身も試しているのが、いつもよりニオイを重視したご飯をあげること。人間の何倍もの嗅覚をもつ犬や猫は私たちよりも食事のニオイを大切にしているのです。いつもカリカリのドライフードをあげている場合は、ウェットフードを少し温めてあげてみたり、手作りのご飯を作ってみたり、あとはご飯にふりかけをかけるだけでも、食いつきがよくなります。
ただ、季節の変わり目に体調を崩してご飯が食べられなくなっている場合もあるので、脂肪分が多い食べ物は控えるように、注意してください。また、夏バテや寒暖差で弱っていた胃腸が回復したあとは、食べ過ぎで太ってしまわないように、通常のご飯に戻すように気を付けてください。
秋の花粉症、ここ数年でよく耳にするようになりました。花粉症といえば春のイメージですが、秋にも花粉は飛んでいます。
秋の花粉症の原因となる植物として、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが挙げられるのですが、この中でも犬は「ブタクサ」にアレルギー反応を起こすことがあるそうです。この植物は道路沿い、空地、河川敷や公園などに生えていることが多いのが特徴なのですが、いつものお散歩ルートで通っている方も多いのではないでしょうか。
秋花粉の対策は以下の3点がポイントです。
その①花粉の多い日・多い時間帯をさける
秋花粉は晴れていて風が強い日によく飛ぶといわれています。天気予報を確認して、できる限り風の弱いタイミングを狙いましょう。
その②お散歩の際にはお洋服を着せる
皮膚を花粉から守るためには、花粉が付着しにくい素材の洋服を着せることがおすすめです。お散歩のときに着ていた服は、おうちの外で脱がせて、家の中に花粉を持ち込まないようにすることも大切です!
その③こまめなスキンケア
花粉シーズンには、ブラッシングやシャンプーなどを、いつもよりこまめに行いましょう。ただ、シャンプーのしすぎは皮膚炎やストレスの原因にもなるので、濡らしたタオルやボディシートでからだを拭いたり、水を使わないタイプのシャンプーも検討してみてください。
ペットだけでなく飼い主さんもこの時期は体調を崩しやすくなるので、天気予報をしっかり確認して対策をしてください。
動画解説:中西希