- 週間ランキング
ご紹介するのは、ざっくりとした食感が楽しくて美味しい「スコーン」です。今の時期であれば、生地をクーラーボックスで寝かせておき、食べたい時にざっくりと切り分けて、底網を敷いたダッチオーブンを使って上下から加熱することで出来立ての状態で食べることができます。この方法の場合、生地の出来上がりが思ったより柔らかかったり、切り分ける時に重宝するので、打ち粉として小麦粉を持参しましょう。最後の焼き上げまで自宅で作ってしまって保存容器に入れて持っていくと、食べたい時にすぐ口に入れることができる便利さも魅力です。テントや場所作りの合間でも頬張ることができますので、少し多めに作っておくのがおすすめです。バターがしっかり効いた生地はティータイムで召し上がるのももちろん良いですが、シチューやポトフ、パスタなど洋食のお供としても。お夜食でいただくなら、焼いたマシュマロを挟んで、スモアサンドにするのもおすすめです。
ざっくりスコーン
<材料>およそ8個分
強力粉 300g
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 15g
グラニュー糖 60g
塩 小さじ1/2
無塩バター 150g
卵 2個
ヨーグルト(プレーンタイプ) 60g
生クリーム 30g
打ち粉、表面に塗布する牛乳 適量
<作り方>
1. バターは室温に戻して柔らかくしておきます。
2. ボウルに卵、ヨーグルト、生クリームを入れて混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やしておきます。
3. 別のボウルに、強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖、塩を入れて、泡立て器などでさっと混ぜ合わせたら、ザルなどでふるいます。
4. 3.に柔らかくしたバターを加えて、ゴムベラの背などでボウルに押し付けるようにしながら、粉類とバターを混ぜます。
5. 冷蔵庫で冷やしておいた2.を加えて、スケッパーで切るように手早く水分を粉類に行き渡らせます。
6. 手で生地をぐっと押すようにして、生地をひとつにまとめ、冷蔵庫で3~6時間ほど生地が馴染むように休ませます
※キャンプ場などの屋外に持ち出す際には、クーラーボックスなどでしっかりと冷えた状態を保ってください。
★以下は、実際に食べる際のアウトドアでの作り方の続きとなります。
7. ダッチオーブンの底にオーブンシートを敷きます。※敷き網がある場合は網の上にオーブンシートを敷きます。
8. 冷えている生地を取り出し、まな板に打ち粉をふって、生地の端、それぞれ3〜5mm程度を切り落とし、その後、8等分になるように十字に生地を切り分けます。切り落とした生地はまとめて丸めておきます。
9. ダッチオーブンに生地を並べて蓋をし、上下から弱火の加熱で40分ほど焼きます。敷き網を利用した際は、弱目の中火で上下から20分ほど加熱します。
10. 焼き上がったら、ケーキクーラーや網の上に置き、粗熱をとったら完成です。
時間経過とともに変化する食感を比べてみるのもおすすめです。
ご紹介するのは、「フルーツシロップ」です。口が広いジャーや水筒などで作るのがおすすめ。保存瓶などでももちろん作れます。使う果物にもよりますが、出来上がりまでおよそ1日程度かかります。今の時期であれば常温で作ることもできます。キャンプやアウトドアでは不足しがちなビタミンなども補えますし、見た目にもハッピーな体も心も喜ぶメニューです。今の時期であれば、りんごやみかん、他にもキウイ、ぶどう、イチゴもおすすめです。缶詰などのシロップ漬けのフルーツを使う際にはシロップは軽く切ってから使ってくださいね。気温により発酵しやすくなるので、途中2回ほど、空気を抜いたり、ふり混ぜることをおすすめします。紅茶やハーブティーに混ぜても美味しいですし、もちろん水やお湯、炭酸水で割っただけでも美味しくいただけます。ワインやラムなど、お酒に加えて簡易カクテルにしても。お料理の隠し味に使うこともあり、とてもおすすめです。
フルーツシロップ
<材料>およそ1L冷水筒1本分
オレンジ 1個
キウイ 2個
りんご 1個
バナナ 1本
パイナップル缶 1/3量
砂糖 500g
<作り方>
1. オレンジは皮を剥き、房を残すように切り分け、薄皮と種を除いて、半分程度の大きさに切ります。キウイはヘタを除いて、皮を剥き、2~3cmの角切りにします。りんごはしっかりと洗って、2cmの厚さで水平に切り、種を中心に8等分になるように放射状に切り分けたのち、種の部分を除きます。バナナは皮を剥いて、縦半分に切ったのち、3cmの厚さの半円に切り分けます。パイナップル缶のパイナップルはシロップを軽くきり、適当な大きさにしておきます。
2. 冷水筒に切り分けたフルーツを種類が偏らないように入れていきます。
3. 上から砂糖を入れて蓋をしっかりとしめて上下に優しく2、3度振り、寝かせます。
※この状態で外に持ち出すことができます。過度な振動に気をつけて、直射日光が当たらないよう、『冷暗所』のような状態で置いておくのがベストです。
4. 途中2度ほど、空気を抜いて、再びしっかりと蓋を閉めて、優しく揺すってください。
5. およそ1日経って果物から水分が出て、砂糖が溶けていれば完成です。
美味しいセットを持って、どこに行って、何を見ながら楽しみたいですか?