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秋に食べ過ぎてしまう理由は様々なものが考えられるそうですが、今回はお天気要素で考えてみます。
一つ目は「気温が下がっていく」です。秋になって気温が下がってくると、体温を維持するための基礎代謝がアップします。エネルギーを消費するから、その分を補給しようと、お腹がすきやすくなると言われています。
幸せホルモンとして知られるセロトニンが不足すると、食欲が増してしまいます。セロトニンは、日射量に応じて分泌量が変わると言われます。夏に比べて、秋は日照時間が短くなっていきますから、セロトニンの分泌量も減っていくと考えられています。
9~11月の合計全天日射量と、肥満率の関係を見てみましょう。北海道と東北の3県は、日射量や気温の影響を受けて、肥満率が高いのではないかと考えてしまいますが、全天日射量が高くても肥満率が高い地域もあるので、結局は本人や環境次第ともいえそうです。
ただ、何でもかんでも自分のせいにしていますと、落ち込んで、ストレスで余計食べ過ぎてしまいます。ある程度、お天気のせいにし、止まらない食欲と戦っていきましょう。
動画解説:植田純生