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夏の古民家は比較的涼しく日中エアコンの冷房が必要ない日も珍しくありません。これは
・都会と比べてビル・車・エアコンなどの排出熱・蓄熱・輻射熱が少ない
・窓が大きく数が多いため風が通りやすく熱がこもりにくい
・瓦屋根が分厚く屋根裏も広いため断熱効果が高く屋根からの熱が伝わりづらい
など都会と比べて熱の影響を受けにくいことが大きな理由です。冬場は反対に熱が逃げやすく、囲炉裏で薪を燃やして暖をとっていたわけですね。夏は涼しく、冬は寒いつくりになっているのが田舎の古民家の一般的な特徴です(ただし、最近は気温そのものが高くなってきているので我慢せずにエアコンや扇風機を併用することも忘れずに)。
残念ながら人口減少による収入減少・老朽化した設備の交換・水道処理の電気代高騰などの影響を受けて水道代もドンドン値上がり傾向にあります。そんなときにおすすめなのが「井戸水の利用」です。
特に田舎の家では昔から井戸水を生活用水として利用してきた家庭も多くありました。老朽化したポンプの交換に10万円ほどかかりますが、長期的に見れば田舎の物件で井戸がついている場合は節約ができるかも(ポンプの交換費用は性能や井戸の状態によって増減するのでどちらがお得か計算してみるとよいです)。利用の前には
・降水量があり井戸が枯れていないこと
・台風などの強風により枝や葉が入らないように蓋をすること
・水質検査を行い利用可能か調べること
・ポンプの交換・修理が必要か調べること
・配水管が老朽化していないこと
など気象学的な側面と設備的な側面の両方からチェックしましょう。
一般的に地下水位は降水量と相関があるため、夏場は地下水位があがり、冬場は地下水位が下がります。降水量の変化に応答が早い井戸、雪解け水のように降水から何か月か遅れて影響がでる井戸、周辺の大規模工事や周囲の地下水利用の変化などの影響も受けて地下水位の変動は様々です。井戸の種類・場所・気候特性・周辺環境などによっても利用可能かどうかが変化するので、物件の購入前に持ち主や周辺住民の方に利活用が可能か聞き込みをしておくとよいでしょう。
広い庭で手作りのかき氷が食べられるのも古民家暮らしの楽しいところ。
・楽しい
・美味しい
・体の熱がさがる
など精神的にも物理的にもメリットのあるかき氷。最近のかき氷メーカーはふわふわしていてお店顔負けのかき氷をつくるのも簡単。庭で採れた夏の果物をそえるのもまた美味しいのでおすすめです。個人的には
・ブルーベリー
・モモ
・ビワ
・イチゴ
などと一緒に食べるのがおきにいり(面倒くさい人は市販のジャムやシロップを買ってきてもOK)。特に日中30℃を超えるようなときは体に熱がこもりがちになるので、暑い体をかき氷でクールダウンさせると一石二鳥です。
これから10月頃にかけて、まだまだ台風や短時間強雨による局地的な大雨が発生する場合があります。楽しいおでかけシーズンですが、悲しい事故もあるのもまた事実。
・台風の接近や短時間強雨が予想される場合は屋内にとどまる
・台風や短時間強雨により急な大雨に見舞われた場合は屋内に避難する
・家族や友人知人にも声かけをする
・屋外の鉢植えや荷物などは屋内に避難するか飛ばないように固定しておく
など、最新の気象情報をみながら怪我や事故をせずお過ごしください。これから秋に移り変わりお出かけシーズンになりますが、tenki.jpで以下のような項目をチェックするのがおすすめです。
2週間前〜数日前ごろ
・低気圧や前線、台風の影響がありそうか
・雨が降りそうかどうか
数日雨〜1日前ごろ
・どの時間帯に雨が降りそうか
・どのくらいの量の雨が降りそうか
1日前〜直前ごろ(レーダー画像を見るのがおすすめ)
・強い雨雲がかかりそうか
・雨のやみ間はあるか
特に日本の南に台風が存在し、前線に向かって暖かく湿った空気を送り込むような時は、短時間に雨雲が発達する場合があります。河川などの上流で大雨が降った場合には、土砂災害や河川の増水・氾濫の危険もあるため、十分に安全に配慮し無理をせずに命を大事に行動してください。
9月に入り朝晩は涼しくなってきましたが、全国的に最高気温が30℃を超える真夏日が続いています。熱中症には十分に注意してください。予防として
・水分と塩分をこまめに摂取する
・疲れる前に休む
・冷房を使う
など屋外・屋内問わず自分の体調と相談しながら行動することが大切です。古民家や田舎暮らしで庭作業をされるかたは、
・朝夕の涼しい時間帯に作業する
・水筒やペットボトルに水分を用意する
・ツバの大きな帽子を被り日射を防ぐ
など熱や日差しで疲労しないように気をつけてください。もし万が一熱中症になってしまった場合は、
・涼しい場所に避難して服を緩め体を冷やす
・水分や塩分を摂取する
・よくならない場合は医療機関を受診する
など速やかに対策を取りましょう。意識が朦朧とするなど危険な場合は躊躇せずに救急車を呼ぶことも大切です。朝晩涼しくなってきたこともあり油断せずにお過ごしください。