立秋を迎え、標高が低い山でも少しずつ過ごしやすいシーズンになってきましたが、日差しが強い時間帯に山を歩いているとまだまだ汗でびっしょりになるくらい、厳しい暑さを感じることがありますね。

暑さで食欲が無くなりやすい今の時期…。特に夢中になって山を登っている時はついつい行動食を口にするのを忘れてしまい、身体がぐったりとバテてしまったなんて経験はありませんか?

そこで今回ご紹介するのが、水筒に入れて持ち運びたい!『冷製スープ』のレシピです。栄養も水分も同時にとれるので安全・快適な状態で山頂を目指すことができますよ。

身体に涼しさと元気を与える、冷製スープのレシピをPICK UP


ふんわりトロあま♪『かぼちゃのヴィシソワーズ風』

フランス生まれの冷製スープ、ヴィシソワーズはじゃがいもを使うのが一般的ですが、こちらのレシピでは夏野菜のかぼちゃを使ってアレンジしてみました。

ビタミンたっぷりで、疲労回復を促す効果が期待できます。

~かぼちゃのヴィシソワーズ風の作り方(2人分)~
<材料>
・かぼちゃ 150g
・玉ねぎ 1/4個
・豆乳、水 各1カップ
・顆粒コンソメ 小さじ1
・塩、胡椒 各適量
・バター 小さじ2

<作り方>
(1)かぼちゃは皮を剥いてひと口大に切り、玉ねぎは薄切りにします。
(2)フライパンにバターを熱し、1を炒めていきましょう。
(3)2に水と顆粒コンソメを加え、かぼちゃが柔らかくなるまで煮込んでいきます。
(4)3の粗熱を取りミキサーに入れたら滑らかになるまでよく攪拌します。
(5)4を鍋に戻し、豆乳を加えてひと煮立ちさせます。塩、胡椒で味を整えたら火からおろします。
(6)5の粗熱が取れたら冷蔵庫でよく冷やし、水筒に移して完成です。

【参照】
おいしい健康
食品成分データベース(かぼちゃ)

クリーミーな舌触りを堪能できる一品。


生姜とごま油の香りが食欲をそそる!『和製ガスパチョ』

白だしと塩で調味した『和製ガスパチョ』のレシピです。とろみを更にUPさせたい場合は4の工程でミキサーにかける際、1/2枚ほどの食パンを加えると良いです。

~和製ガスパチョの作り方(2人分)~
<材料>
・トマトジュース 400㏄
・オクラ 4本
・玉ねぎ 1/3個
・生姜 1片
・白だし 大さじ1強
・塩 少々
・ごま油 小さじ1

<作り方>
(1)玉ねぎ・生姜は粗みじん切りにします。
(2)オクラはガクを取り除き、適量の塩をまぶして板ずりします。
(3)2のオクラをサッと茹で、包丁で細かく叩いておきます。
(4)ミキサーにトマトジュース・1・白だし・塩・ごま油を加え、攪拌させます。
(5)4に3のオクラを加え、さっと混ぜ合わせます。
(6)5を冷蔵庫に入れてよく冷やし、水筒に移して完成です。

白だしの代わりに味噌等の調味料を使用するのもおすすめです。


さっぱりだけどコク深い★『大葉ときゅうりのジェノベーゼ風ヨーグルトスープ』

きゅうりは身体を冷やす働きがあるため、夏登山に最適な食材の1つ。

また、バジルと大葉は同じシソ科の植物で香りや風味が似ていることから、にんにくや粉チーズ、オリーブオイルなどと一緒に大葉をスープの材料として使うことで、パスタソースとしてお馴染みのジェノベーゼのような味わいに仕上がります。

~大葉ときゅうりのジェノベーゼ風ヨーグルトスープの作り方(2人分)~
<材料>
・きゅうり 2本
・大葉 6枚
・無糖ヨーグルト 200g
・水 100ml
・おろしにんにく 小さじ1/2
・オリーブオイル、粉チーズ 各大さじ1
・塩、胡椒 各適量

<作り方>
(1)きゅうりはざく切りに、大葉は適当な大きさにちぎっておきます。
(2)全ての材料をミキサーに加えて攪拌させます。
(3)2を冷蔵庫でよく冷やし、水筒に移して完成です。

【参照】
わかさ生活ショッピング
キナリノ

ヨーグルト入りでたんぱく源もチャージできる冷製スープ。

こちらでは夏登山のお供としておすすめの『冷製スープ』のレシピをご紹介しました。

当レシピの分量はいずれも2人分で調整しておりますので、紙コップ等を準備して是非、登山仲間の方と一緒にシェアしながら美味しく水分・栄養補給されて下さいね。

クールダウンしながら無理なく山頂を目指そう!

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 【登山飯特集】水分とエネルギー補給に最適★水筒に入れて持ち運びたい!冷製スープのレシピ