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高速道路を走行中、トイレに行きたくなった場合の対処法を3つ紹介します。
■1. 焦らずにPAやSAの標識を探す
高速道路で急にトイレに行きたくなったら「どうしよう!」と焦ってしまいがちですが、落ち着きなくキョロキョロしていると注意力散漫になり、事故を起こすリスクが高くなってしまいます。
高速道路では一定間隔でパーキングエリア(PA)、サービスエリア(SA)が設置されていますので、まずは焦らずにPA、SAの標識を探しましょう。
■2. 一度高速道路から下りるのもあり
PAやSAの間隔は高速道路によって異なり、場所によっては20km以上離れているところもあります。PAやSAを通り過ぎたばかりで、かつ急にトイレに行きたくなった場合、次のPAやSAまで我慢せずに、一旦高速道路から下りるというのも一つの方法です。
ただ、高速道路から下りたとしても、周辺にトイレがない場合もあります。これから利用する高速道路で、PAやSA間の距離が空いている区間がある場合は、事前にその周辺のICおよび最寄りのトイレ(道の駅やコンビニ、ガソリンスタンドなど)をチェックしておくことをおすすめします。
■3. ドライバー以外なら携帯トイレを利用する
車を運転しているドライバーの方は上記2つの方法で対処する他ありませんが、同乗者の場合は携帯トイレを利用するという手段もあります。
携帯トイレは内部に吸水シートや凝固剤が搭載されており、小用なら車内で済ませることが可能となっています。特に子どもはトイレを我慢できないこともありますので、子ども連れで高速道路を利用する場合は携帯トイレを準備しておくとよいでしょう。
高速道路で使えるトイレは、PAまたはSAにあります。SAとはトイレのほかに、売店や休憩所、食堂、給油所などが設けられている場所です。
トイレ以外の用途にも使われるので混雑しがちですが、そのぶん駐車場やトイレも広々としています。
一方のPAは、基本的に駐車場とトイレのみ(場所によっては小規模な売店あり)が備わっている場所です。
どちらを選んでもトイレはしっかり完備されていますので、高速道路でトイレに行きたくなったら、最寄りのPAまたはSAに立ち寄りましょう。
高速道路で急にトイレに行きたくなった場合の対処法を紹介しましたが、実際はそういった緊急事態に陥らないようにするのが一番です。
高速道路でトイレに困ることがないよう、事前に以下のような予防策を講じておきましょう。
■事前にトイレに行っておく
高速道路に入る前の段階で、あらかじめトイレに寄っておきましょう。一般道なら、周辺を探せばコンビニやガソリンスタンドなど、気軽にトイレを利用できる施設がたくさんあります。
事前にトイレに行っておけば、高速道路に入った後、すぐに催すリスクは少なくなるはずです。
■早めに休憩を取る
目的地に早く到着したいと思うあまり、ろくに休憩を取らずに高速道路を走行していると、途中でトイレに行きたくなる可能性が高くなります。まだ余裕があると思っても、早めにPAやSAに寄って休憩を取り、ついでにトイレに立ち寄っておけば安心です。
早めの休憩は疲労防止につながり、事故リスクも軽減して一石二鳥です。
■利尿作用のある飲み物は避ける
高速道路を走る前、あるいはPAやSAで休憩を取るときは、利尿作用のある飲料は避けた方が無難です。たとえば、コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンク、コーラなどの飲料には、利尿作用のあるカフェインが含まれており、トイレが近くなる原因となります。
特にコーヒーやエナジードリンクは、高速道路走行中の眠気防止に愛飲している方が多いですが、トイレに困るのが不安な場合は控えた方がよいでしょう。
高速道路上では、基本的にPAまたはSAにしかトイレがありません。途中で急にトイレに行きたくなったら、まずは慌てずに道路標識を確認し、近くにPAやSAがないかどうか確認しましょう。
どうしても間に合わない場合は、一度高速道路を下りて、一般道でトイレを探すという方法もあります。
高速道路に乗る前にトイレに行っておく、早めに休憩を取る、利尿作用のある飲料は控えるなど、事前に対策を講じておけば、高速道路上で急にトイレに行きたくなるリスクを軽減できるでしょう。
天気予報専門メディア「tenki.jp」は、全国の高速道路の気象影響リスクがある道路区間を「道路の気象影響予測情報」として掲載しています。渋滞により、なかなかトイレに行けないなどの事態を避けるためにも、高速道路を利用する予定がある場合は事前にチェックしておきましょう。