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まずはインターチェンジの意味について見ていきましょう。
インターチェンジとは、一般道路と高速道路の境目になっている出入り口のことをいいます。本線車線と変速車線、連絡路によって構成されており、有料道路である際には料金所も併設されているのが特徴です。
現在、日本には全部で2,079箇所のインターチェンジが存在します。多くの場合、有料道路となるため、料金所が併設されています。基本的には現金で支払いますが、昨今では全国の有料道路のインターチェンジにはETC専用レーンが併設されており、専用の車載器を搭載していればわざわざ停止してやり取りすることなく通過が可能です。
インターチェンジと似たものにジャンクションが挙げられます。ジャンクションとは、複数の高速道路を直接接続するにあたって設置されたインターチェンジを、先述した一般的なインターチェンジと区別するために用いられている用語です。
ジャンクションにはいくつかの種類があります。大きく3枝交差と4枝交差の2つに分類でき、さらにそこから細かく分けられます。
■3枝交差
・直結Y型(神戸JCT、山口JCTなど)
・準直結Y型(栃木都賀JCTなど)
・トランペット型(大泉JCTなど)
■4枝交差
・クローバー型(川口JCT、鳥栖JCTなど)
・タービン型(久御山JCT、三郷JCTなど)
高速道路の逆走は年間でおよそ200件発生しています。[注1]
実に2日に1度の頻度で発生していますが、このうちの6割はインターチェンジやジャンクションで発生しているとされています。これは、降りるべきインターチェンジや進行ルートを間違ってしまったために発生しているとされており、逆走については十分に注意しなければいけません。
高速道路は全ての道路が一方通行です。そのため、本線をUターン、バックするようなことは全て逆走となります。
インターチェンジの名称やそこまでの距離は、高速道路内の案内標識から確認できます。高速道路を利用する際は、まずは冷静に案内標識を確認するようにしましょう。
[注1]NEXCO東日本:高速道路における逆走の発生状況
高速道路を利用中、間違えて目的のインターチェンジを通り過ぎてしまった際の対処法について見ていきましょう。
先述のように、高速道路は一方通行であるため、逆走は極めて危険です。一般道路とは速度制限も異なるため、逆走によって大きな事故に発展する恐れがあります。
高速道路における逆走は、運転者が高齢者である場合が多くを占めています。[注1]
意図的に逆走したのではなく、降りるべきインターチェンジを過ぎてしまったことに気づき、その自覚がないまま慌てて逆走してしまうケースもあります。Uターンだけでなく、バックも逆走です。
降りるべきインターチェンジやジャンクションを間違えた際は、まずは冷静になり、次のインターチェンジまで走行してください。
次のインターチェンジまで来たら、料金所のスタッフに降りるべき箇所を間違えたと伝えましょう。スタッフの指示や誘導に従い、本来降りたかったインターチェンジに辿り着けるように案内してもらいます。
この場合、通行料金には過ぎてしまった分の料金は発生しません。高速道路の逆走は極めて危険であるため、インターチェンジを過ぎてしまった場合には絶対に無理をして戻ろうとはせず、次のインターチェンジを目指すようにしてください。
インターチェンジは、高速道路の出入り口に該当する箇所のことをいいます。料金所が併設されていることが多いですが、厳密に言えばジャンクションとは明確に区別されていることを覚えておきましょう。
高速道路は一般道路よりも速度制限が速く設定されています。そのため、速く移動することが可能ですが、一方通行であるために逆走した際には大きな事故に発展するかもしれません。
過ぎてしまった際は、絶対に戻るようなことはせず、次のインターチェンジを目指してください。スタッフの誘導に従って降りたかったインターチェンジまで案内してもらうことが可能です。
高速道路では一般道路よりも速く移動できる分、天気についても普段以上に気をつけたいところです。悪天候の日に無理な運転をすると、大きな事故に発展する恐れがあります。
天気の変化による高速道路への影響は、天気予報メディア「tenki.jp」内の「道路の気象影響予測情報」でご確認ください。