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春は海藻や山菜、野菜の美味しい季節です。
天ぷらや焼き肉、しゃぶしゃぶなど、シンプルに野菜をいただくメニューも一際、気持ちがときめきますね。
【野菜】
春の若葉や新芽には、滋養が多く含まれている分鳥や虫たちに食べられないよう苦み成分の多いものも多くあります。ほのかな苦みは、なんとも春ならではの味わいですね。
あしたば、うど、ふきのとう、なのはな、パセリ、わらび、ぜんまい、よもぎ、つくし、かぶ、カリフラワー、きゃべつ、しいたけ、セロリ、たまねぎ、ブロッコリー、ゆりね、からしな、きょうな(みずな)、クレソン、しゅんぎく、せり、にら、みつば、わけぎ
【果物】
この季節はたくさんの種類の柑橘が出まわり、食べ比べも美味しいで、個性豊かです。
あまなつ、オレンジ、デコポン、はっさく、など柑橘類、マンゴー、キウイ、いちご
【魚・海産物】
桃の節句にハマグリやアサリをいただきましたか?二枚貝はほかの貝とあわせてもぴったりとは合わないため、夫婦や縁を象徴するものとして、ひな祭りを代表するメニューですが、ちょうど旬で美味しいのもよいですね。
さより、さわら、しらうお、しらす、たい、ほうぼう、わかさぎ、ハマグリ、あおやぎ、あかがい、いいだこ、やりいか、かき、かずのこ、ずわいがに、ハマグリ、ひじき、わかめ
【参照】
旬の食材カレンダー:3月の食材
1919(大正8)年3月4日に、ドイツ人のカール・ユーハイムによって、日本で初めてバウムクーヘンの展示・販売が行われた日に由来しているとのことです。場所は、広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)への出展だったそうです。
バウム=木、クーヘン=お菓子で、木のお菓子。
第一次世界大戦の捕虜として日本にやってきたユーハイムの人生は激動で「私は死にます、けれど平和はすぐきます」と第二次世界大戦終戦の前日に亡くなられたとのことです。
シンプルで自然な味わいや、日持ちすること、年輪や指輪を表すめでたい形状のこのお菓子は、結婚式の引き出物として、広まっていきました。
リングにはつながりや永遠という意味もあります。バウムクーヘンを味わえる日常というのは、平和の象徴でもありますね。
年度締めとなる3月です。忙しいですが、命のいきいきするような本質的なことのために、私たちの人生はあり、今大変な季節だとしても何かしらの意味があってはげまれていることと思います。
さまざまなご縁を大切に3月を大事にお過ごしください。