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これから年末年始を迎え、いつもより少し贅沢な食事をしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。近年では、食生活の欧米化が進み、「魚」よりも「肉」が主なたんぱく源となりつつあるようです。お肉も魅力的ですが、お魚にも私たちが健康に生きるために必要な栄養素がたっぷりと含まれていることが分かり、魚を食べることが見直されてきています。
例えば、魚には、体の肉や血を作る消化が良いたんぱく質が豊富です。血液中の悪いコレステロールを減らすEPAもたっぷり含まれ、高血圧などの成人病を予防します。
また、DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の細胞をつくり、脳の働きを活発にすることによって、記憶力や学習能力を高める効果があります。
また、骨や歯を強化するカルシウムもたっぷりです。
寒い冬は、魚が栄養を蓄えて脂がのってより美味しくなる季節、魚より肉を選んでしまうという方も、ぜひ年末年始に、簡単で美味しいお魚料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考資料:NPO日本食育インストラクター協会 食育の基礎知識より
【材料】(2人分)
タイなど白身魚 1尾
アサリ 200g
ミニトマト 100g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 大さじ1
水 50ml
塩 少々
※あればパセリや黒オリーブ
【作り方】
①アサリは塩抜きしたら、殻をこすり合わせて洗います。
タイ(内臓とうろこをとったもの)の両面に塩をひとつまみずつ振って5分間おき、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ります。にんにくは半分に切って、芽を取り除いて包丁の腹でつぶします。玉ねぎは薄切りに、パセリはみじん切りにしておきます。
②フライパンにオリーブオイルとにんにくをいれて火にかけ、香りがたったら、タイの両面にもう一度塩を振り、フライパンを強火にして、両面を焼きます。
③いったん火を止めて、アサリとミニトマト、玉ねぎ、白ワイン、水、黒オリーブをいれます。
④中火にかけ、煮汁が沸騰したら、蓋をして弱火でアサリの殻が開くまで7、8分煮ます。
⑤蓋を取り、さらに2分煮て、仕上げにパセリを散らします。
魚介の旨味がぎゅっと詰まったお料理。見た目も華やかでパーティにもぴったりです。
最後、余ったらパスタに絡めても美味しく召し上がりいただけます。
【材料】(4人分)
サーモン刺身 200g
生ハム 1パック
クリームチーズ 個包装タイプ4個
レモン 1/2個
餃子の皮 15枚
片栗粉 小さじ2
小麦粉 小さじ2
塩コショウ 少々
※あれば、ディルかパセリ
【作り方】
①サーモンに軽く塩コショウを振り、片栗粉をまぶします。
小麦粉を同量の水で溶いておきます。
レモンはカットしておきます。
②餃子の皮に、サーモン、生ハム、クリームチーズの順において、あればパセリやディルなどものせ、上辺に水溶き小麦粉をぬります。水溶き小麦粉をぬったところで、くっつけるようにくるくる巻き上げます。
③油を中温に熱し、春巻きを2、3分揚げ、器に盛りつけて完成です。
揚げたてはもちろん、冷めても美味しく、魚嫌いのお子さんにもお酒のお供にもおすすめです。
【材料】(2人分)
刺身切り落とし 1パック
バゲット 適量
オリーブオイル 適量
〈ソース〉
玉ねぎ(みじん切り) 大さじ3
パセリ(みじん切り) 小さじ2
酢 大さじ1
塩コショウ 少々
【作り方】
①刺身の切り落としを食べやすく切る。
②刺身とオリーブオイル、ソースの材料を全て入れて、和える。
③薄切りにしたバゲットにのせて、完成です。
いずれも、簡単に作ることができて、見栄えも良くパーティにもぴったりです。忙しい師走にぜひ取り入れて、食卓を華やかにしてみてはいかがでしょうか。