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新生児~生後1ヶ月目までは、あまり外にお出かけする機会がなく、赤ちゃんも大人しく寝ていることが多い時期です。
そのため、基本はあったか素材の短肌着やコンビ肌着に、体に巻き付けるように着用するラップドレスなどを合わせるのがおすすめです。赤ちゃんは大人よりも体温が高く、かつ汗っかきなので、暖房が効いている部屋であれば短肌着やコンビ肌着だけで過ごせることもあります。
逆に寒い場所に行くときは、おくるみやベストなどを持参し、必要に応じて体温調節します。生後1~3ヶ月頃になると、足をばたばた動かし始めるので、股の部分にスナップのあるコンビ肌着やカバーオールなどを着せるとよいでしょう。
ニットやキルトなどのあったか素材であれば寒さ対策になりますが、暖房が効いている部屋では汗をかいてしまう可能性がありますので、フライスや天竺などを使ったオールシーズン用のカバーオールも用意しておくと便利です。
生後4ヶ月頃になるとだんだん首が据わってきて、体がしっかりし始めます。さらに生後5~6ヶ月には寝返りを打ち始めるようになるので、紐で結ぶタイプの肌着よりも、スナップ式のワンタッチ肌着やボディTシャツなどを着用させた方が、服がはだけにくくなります。また、足の動きもより活発になりますので、引き続き足の部分が分かれているベビー服を選びましょう。
外出する際は、ロンパースタイプの外着を着せるのがおすすめ。最近はトップス風やワンピース風のロンパースも数多くラインナップされており、小さくてもおしゃれを楽しめます。トップス風のロンパースにはストレッチの利いたボトムスを合わせると動きやすく、おむつ替えにも便利です。
スカートを履かせたときの足の冷えが気になる場合は、ベビー用のレッグウォーマーを合わせたり、長めのハイソックスを履かせたりしてもよいでしょう。
生後7ヶ月になると腰がすわり、一人でお座りできるようになるほか、ずりばいやハイハイで動き回るようになります。寝ていることが多い時期を過ぎたら、頭からかぶれるタイプの肌着や服も着用可能になります。着替えの手間を省くためにも、腰がすわった後はかぶりものの肌着・服を選ぶのがおすすめです。
まだおむつは外れない時期なので、肌着はおむつ替えしやすいよう、股にスナップがついたボディTシャツか、あるいは上下が別になったセパレート肌着を選ぶとよいでしょう。動きが活発になると汗をかきやすくなるので、冬用のあったか肌着と同じくらいの枚数のオールシーズン用肌着を用意しておくと、その日の気温に合わせて体温調節しやすくなります。
外出する際の基本スタイルは生後6ヶ月頃と変わらず、トップス風やワンピース風のロンパースに、レギンスやストレッチパンツなどを履かせるのが一般的です。
生後10ヶ月を過ぎると、つかまり立ちを始める子も出てきます。肌着は引き続き、かぶりもののボディTシャツで対応可能ですが、外出着はつなぎではなく、トップスとボトムスをそれぞれ分けたセパレートスタイルにチャレンジしやすくなります。
この頃の月齢に適した70~80cmサイズの服になると、ベビー用というよりキッズ用に近いデザインになり、長袖シャツ+パンツ、ニット+スカートなどのコーディネートも可能です。寒さが気になるときは、カーディガンやジャケットなどの羽織り物を合わせると、手軽に体温調節できます。
また、つかまり立ちが始まった後に靴下を履かせる場合は、滑り止めがついたものを選びましょう。つかまり立ちをしている赤ちゃんは、まだ体のバランスを取るのが難しく、足元が不安定になりやすいからです。最近は足元が安定しやすい靴のような形の靴下も発売されていますので、検討してみてはいかがでしょうか。
冬に赤ちゃんに着せるベビー服を選ぶときは、単純に保温性の高いものを選ぶのではなく、月齢別の特徴に合った服を選択することが大切です。
たとえば、寝ていることが多い時期を過ぎたら、短肌着やつなぎになったコンビ肌着でもOKですが、ハイハイやつかまり立ちを始める時期は動きが活発になるので、セパレートタイプの肌着や衣類を着用するのがおすすめです。
素材もニットやキルトなどのあったか素材だけ集めるのではなく、暖房が効いた暖かい部屋で過ごすことも考慮し、オールシーズン用のものを何枚か準備しておくと便利です。
その日の気温に合わせてベビー服を選びたいときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」の「服装指数」を参考にしてみましょう。エリアや時間帯ごとに、快適に過ごしやすいコーディネート例を紹介しているので、お出かけの際の服装選びに役立ちます。
服装指数は毎日公開されていますので、赤ちゃんとお出かけする際はぜひ利用してみてください。