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川でのSUPに必要な準備を3つのポイントで解説します。
・ポイント①:川のSUPはプロガイドと一緒に!
川のSUPには、プロのガイドと行くのが絶対条件。また、一人では行かず、必ず仲間と行きましょう。
・ポイント②:クイックリリースベルト付きのライフジャケットを着る
川でSUPする場合、必ず「クイックリリースベルト」のついたライフジャケットを着用すること。川でのSUPは、自分とボードを繋ぐリーシュコードをすぐに切り離せるようにすることが必要です。ボードから落ちて、更にボードが岩などに引っ掛かってしまった場合、自分はリーシュコードに引っ張られる形で、水の中に沈んでしまい危険です。このような状況になったら、クイックリリースベルトの出番です。クイックリリースベルトを強く引っ張ると、リーシュコードが素早く体から外れるので、泳いで緊急脱出ができます。海や湖のSUPで使う、足につける「アンクルリーシュコード」は、川でのSUPでは使用しないでください。
・ポイント③:川に落ちたら「ラッコのポーズ」
ボードから落ちて川に流されてしまった場合は、ラッコのように仰向けに浮いて流れながら助けを待ちましょう。頭を守るために足を下流の方に向けて、つま先は必ず上げましょう。顔を上げるとお尻が下がり川底の石などにぶつかってしまうので、寝るような体勢で体を伸ばし、バランスを取りましょう。
まずは、SUPの基本。ボードに乗る方法です。手順は、川の中でボードの横に立ち、軽く体をボードに乗せます。そして反対の側面に腕をかけて、腕の力を使って上半身をボードに乗せ、続いて下半身を乗せていきます。コツは、ボードの反対側に手をかけて引っ張る際に、力を入れすぎないという事です。強くボードを引っ張りすぎると、ボードも自分もひっくり返ってしまいますので要注意です。
次に、ボードの上に座った状態で、パドルを使って漕ぎ方を練習しましょう。片方の手はパドルの下の方を持ち、もう片方の手は、パドルの上の方を持ちます。初めは川の流れがない所で、真っ直ぐ進めるように練習をしましょう。
パドル操作に慣れてきたら、川の流れを渡る練習に移ります。川の流れに対して斜め45度の方向にラインを取ると、流されずに進めます。流れが強かったら、下流側に体重をかけます。スノーボードのエッジワークと同じ動きで、行きたい方向へエッジを入れましょう。
ここまでは座った状態で練習しますが、パドルの操作に慣れたら、いよいよ「SUP」の名前の通り、ボードの上に立ってリバーサップを楽しみます!後編へ続きますので、お楽しみに!
動画解説)木村知世子
ラマ先生(プロスノーボーダー平間和徳さん)のYouTubeチャンネル
https://m.youtube.com/user/rama109#menu
ロケ地・撮影協力:R-RABO(群馬県みなかみ町)
https://rlabo-outdoor.com/
衣装提供:Picture
https://www.hasco.co.jp/picture/