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群馬県渋川市の伊香保温泉の銘菓です。温泉まんじゅうは全国各地にたくさんありますが、こちらの勝月堂の湯乃花まんじゅうは100年以上もの間、変わらない味と姿をとどめています。それはひとつずつ手作りしているからこそかもしれません。ふんわりとした黒糖入りの皮は、湯の花を模したもの。この色を出す配合は代々受け継がれ守られてきたそうです。こってりとしつつも軽い味わいの餡との相性もよく、作り手の優しさを感じられます。保存料を使用していないため、消費期限が短いので、食べることができるタイミングの幸せも一緒に召し上がってくださいね。
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埼玉県熊谷市の銘菓です。堀内製菓の創業は明治20年ですが、五家宝はこの地域で江戸・文政の時代に売り出されたのが始まりだそうです。熊谷市だけでなく加須市でも同じ名前のお菓子がたくさんあります。中山道の宿場を中心に広く受け入れられてきたお菓子と言えるかもしれません。おこし種を棒状に固めて、のし板で伸ばして切り分け、きな粉をまぶしたものですが、食感が面白く、ついつい手が伸びてしまいます。日持ちもよく、贈答などの手土産にも喜ばれるお菓子です。
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東京の下町、墨田区の銘菓です。古くに在原業平が東国を旅した際に読んだ歌からその名が付けられました。江戸時代終わり頃の創業ですので、およそ160年以上続いているお菓子で、串にささない、という原点を守っているそう。米粉や白玉粉を餅状にして、ひと口サイズにまとめ、小豆餡や白餡のなかに団子が入っているものや、団子のなかに味噌餡が入っているものなどがあり、コロンとした可愛らしい姿と相まって、見た目にも、口の中でも楽しむことができます。
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神奈川県小田原市の銘菓です。ういろうの発祥については諸説ありますが、小田原のほか、福岡や京都ともいわれています。また、その由来に関しても、見た目が「外郎薬」に似ていた、「外郎薬」に添えられたお菓子であった、など様々です。小田原のういろうは外郎薬を作る外郎家の末裔が、室町時代に国賓のもてなしの菓子として創作したものが「お菓子のういろう」として評判になり、のちに薬と区別して売られるようになって、現在でもそのように販売されています。本店の店構えも薬屋らしく、また添えられている説明書きも昔の薬屋らしい風情があります。羊羹のような見た目ですが、もっちりとした食感はクセになります。名古屋のういろうが全国的に有名かと思いますが、それぞれ食感も違いますので、ぜひ食べ比べていただきたいです。
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旅行せずとも旅気分が味わえるのは「食」の良いところでは。ぜひ思いを馳せて、いただきましょう。
参考 太陽の地図帖22 郷土菓子/平凡社