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旭川市で日露戦争前の明治35年から作られている、素朴な味わいのお菓子です。炒った大豆に甜菜糖がコーティングされています。多くは白い粒ですが、緑色の抹茶豆を口に運ぶ時には、なんだか当たりを引いたようで嬉しくなります。パッケージも晴れた空の色のような、鮮やかなブルー。ロゴやキャラクターも北海道を感じさせてくれて、お土産にも向いています。また最近では、生産終了となっていた立缶がリニューアルされ復活したそうです。工場直売所では、生産工程や昔のパッケージの展示なども行われているそうです。近くを訪れた際には立ち寄ってみたいですね。
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石炭とニシンを運ぶ貨物の駅として留萌本線深川駅ができ、この深川で大正2年から製造されている銘菓です。ウロコとは、貨車に張り付いていたニシンの鱗の形から名付けられたそうです。
名古屋名物のういろうに似ていますが、それよりも少し柔らかく、もちもちとした食感。その日のうちに食べる生タイプと、日持ちのする真空パックのタイプがあり、目的によって選べるのも嬉しいですね。
株式会社高橋商事 ウロコダンゴ本舗
所在地:深川市5条8番5号
TEL:0164-23-2660
江戸から明治時代にかけて、北前船と呼ばれる、日本海回りで大阪と北海道を繋いだ商船の港として栄えた江差町で明治3年に生まれた銘菓です。金時豆を使っており、独特の語感を持つ屋号は、豆の生産地の五花手(ごかって)地区に因んで名付けられました。五花手という言葉は、アイヌ語で『コカイテ』を由来とし、波が砕けたり、打ちつけたりする場所と言われています。
濃厚な豆の味が楽しめて、小さな丸い筒状の形状は食べる際にも手を汚さずに食べられるという心遣いも感じられる羊羹です。
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北海道最大の都市、札幌の銘菓です。名前にインパクトがありますが、北海道の山野を我が物顔で歩いていた熊の愛称から来ているそうです。俳人や作家などに愛された、由緒あるお菓子です。
濃厚なバターやミルクとまろやかな卵の味がしっかりと味わえる薄焼きの煎餅です。スキー板を履いて、鮭を背負った熊が印象的なレリーフとして描かれています。シックな印象の丸缶も、おしゃれです。
千秋庵製菓では他にも、こしあんをパイで包んだ「ノースマン」というお菓子も銘菓に挙げられるほどに人気のお菓子です。
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旅行せずとも旅気分が味わえるのは「食」の良いところでは。ぜひ思いを馳せて、いただきましょう♪
参考
太陽の地図帖22 郷土菓子/平凡社