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ドライバーショットで300ヤード飛ばすための条件やテクニックは後ほど紹介しますが、300ヤードを目指すなら、まずプロのドライバーショットを参考にしてみましょう。
プロのショットを見ても100%再現することは難しいですが、300ヤード飛ばすための美しいスイングや体の使い方をイメージしやすくなります。自分のドライバーショットを映像に撮って、プロのショットとどう違うのかをチェックしてみるのもおすすめです。
また、近年は平均飛距離が300ヤード以上の女子ゴルファーもいます。男性は男子ゴルファーのショットを参考にしがちではないでしょうか。男性と比べて身長も低く、筋肉量も少ない女性で300ヤードを飛ばせるということは、そこにヒントが隠れているかもしれません。もちろん男性プロのショットを参考にすることも大切ですが、性別に関わらず参考にしてみるとよいでしょう。
ドライバーで300ヤード以上飛ばすためには、押さえておきたい条件があります。飛距離アップを目指して頑張るなら、これから紹介する条件を押さえておきましょう。
■ヘッドスピード
ドライバーで300ヤード飛ばすためには、最低でも50m/s、できれば53m/s以上は欲しいところです。
飛距離は「(ボール初速÷ヘッドスピード)×ヘッドスピード×4」で計算でき、初速が75m/sでヘッドスピードが50m/sだった場合、単純計算で飛距離は300ヤードとなります。最低50m/sのヘッドスピードが出ていれば、計算上は300ヤード超えが可能です。
「(ボール初速÷ヘッドスピード)×ヘッドスピード×4」の計算式のうち、「ボール初速÷ヘッドスピード」の部分がミート率になります。初速が75m/sでヘッドスピードが50m/sだった場合のミート率は1.5ですが、アマチュアでミート率1.5を出すのはかなり難しいです。
ミート率が1.4だった場合はヘッドスピードが53m/sで300ヤード飛ばせることになりますから、最終的にはヘッドスピード53m/sを目指してみましょう。
■バックスピン量
バックスピンがかかりすぎると、ボールは高く上がってしまうので、飛距離が伸びません。しかし、バックスピンの回転数が少いほうがよいというわけではなく、少なすぎるとボールの威力がなくなって距離を出す前に落ちてしまいます。
バックスピン量は2,000〜2,300rpm/mが300ヤード飛ばすためには理想的です。飛距離計算にバックスピン量は含まれていませんが、300ヤード超えには欠かせない条件ですから、バックスピンもしっかり意識しましょう。
300ヤードを飛ばすためには条件を満たすだけでなく、テクニックも押さえておきましょう。
■長尺ドライバーで遠心力を作る
300ヤード飛ばすためには最低でもヘッドスピード50m/sが必要で、そのためには長尺ドライバーを使って、遠心力を作る必要があります。遠心力はシャフトが長ければ長いほど強くなりますが、ルール上の限界値は48インチです。一般的にクラブの長さが1インチ伸びるごとに、ヘッドスピードも1m/s伸びるといわれています。
ただ、48インチでヘッドスピードを出すためには、体力をしっかりつけておかなければなりません。また、長尺ドライバーにするとミート率が下がってしまうので、ミート率を上げることも大切です。
ただし、今の自分の体力や筋力とドライバーの長さが比例していなければ、逆に飛距離が落ちてしまうので注意してください。
■でんでん太鼓のイメージでスイングする
遠心力を出して飛距離を伸ばすためには、でんでん太鼓をイメージしたスイングが重要です。でんでん太鼓のように、軸となる体を回転させた後、腕が巻き付くイメージでスイングしてみましょう。軸を強化するためには体幹トレーニングが欠かせません。
細長いタオルの先端を結び、結んでいないほうを手で持ってスイング練習すると、でんでん太鼓をイメージしたスイングが身に付きやすいです。
今回は300ヤードを超えるための条件やテクニックを紹介しました。条件やテクニックを押さえることも重要ですが、300ヤードを超えるためには体力が必須です。毎日100スイングを続けるだけでも、体力は維持できます。体力強化も行って、300ヤード超えを目指してみてください。
300ヤードある打ちっぱなしはそれほど多くありませんから、練習の成果を生かすなら、ゴルフ場でプレーするのが一番です。ゴルフ場に行く際は、tenki.jpの全国のゴルフ場の天気をチェックしてみてください。ゴルフ場の天気予報がピンポイントでわかるので、ゴルフのプレーにきっと役立ちます。ぜひゴルフ仲間とシェアして活用してください。