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ゴルフで手袋をつける理由は大きく分けて3つあります。
■1. 汗などで滑らないようにする
まず1つ目はクラブを握った手が滑らないようにするためです。ショットを打つときに緊張すれば手に汗をかいてしまいますし、夏など気温が高くなると手汗をかいてしまう体質の人もいます。常に正確なショットが求められるゴルフでは、ちょっと手が滑ってしまっただけでも思うようなショットができません。
またほとんどの人が利き手と反対の手のほうが握力が弱いため、スイング時に手が滑ってしまいやすいです。これを防止する目的がゴルフの手袋をつける一番の理由です。
■2. 力を均等にする
2つ目はゴルフの手袋をつけることで、左右の力を均等にするためです。先ほど利き手と反対の手の握力が弱い人が多いとお話ししました。握力が弱い方の手に手袋をはめると、握力を補うことができるため、力を均等に使えると言われています。
■3. マメ防止
そして三つ目はマメ防止です。本来グリップを握るときは力を入れすぎてはいけないのですが、慣れていないうちは力んでしまう人が多いです。
その状態でスイングを続けるとすぐマメができてしまい、プレーができなくなってしまいます。手袋をはめておけば多少グリップに力が入りすぎてしまっても、マメ防止になるのです。
ゴルフの手袋はフィット感が大切と言われますが、ゴルフ初心者だとどうやってサイズを測ってよいのかわかりませんよね。自分の手に合ったベストな手袋を選ぶためのサイズの測り方を紹介します。
■手囲いを測る
ゴルフの手袋のサイズは◯◯センチという風に表記されています。この長さは、手囲いの長さのことです。
手袋をつける方の手のひらを見てみましょう。手囲いとは、人差し指より下の生命線の始まるポイントと、小指の付け根から手首の皺までを三等分したときに手首寄りになるポイントを囲んだ長さのことです。
メジャーを用意して、この2つのポイントを通るように手を囲んでみましょう。このときに測った長さに合わせてゴルフの手袋を選べば、ご自身の手にフィットしたゴルフの手袋が見つかります。
■大きめサイズを選ぶのはNG
洋服や靴を購入するときなどに、「ちょっと大きめサイズにしておこう」という方は多いかもしれません。しかしゴルフの手袋の場合、大きめサイズを選ぶのはNGです。
ゴルフの手袋はジャストフィットもしくは少し小さめを選びます。基本的にはジャストフィットでよいのですが、天然の革素材の手袋を選ぶ場合は、小さめを購入する人も多いです。
■できればお店で試着する
初めてゴルフの手袋を購入するのであれば、お店で試着して購入することをおすすめします。手囲いを測ればサイズ感はわかりますが、素材によってつけ心地やストレッチ感、フィット感も異なります。快適にゴルフができる手袋を選ぶためには、お店で試着した方が安心です。
ゴルフの手袋に使用されている素材は大きく分けて3つあります。どちらを使っても構いませんが、特徴を知っておき、手袋選びの参考にしてください。
■天然皮革
天然皮革は、伸縮性に優れていて柔らかいのが特徴です。素手でグリップを握っているような感覚でショットが打てるため、プロにも人気があります。使用し続けると伸びて手にフィットするようになるため、天然皮革の手袋を購入する人は小さめサイズを購入する人も多いです。ただ水に弱いという性質があるためこまめなメンテナンスが必要になります。
■人工皮革
天然皮革に比べると少しゴワゴワした感触がありますが、水に強いため、雨の日にプレーしたり汗をかいたりするゴルフには向いている素材です。その日の湿度によって感触が変わることも少ないので、グリップ感が天気に左右されません。安定したショットを狙いやすい手袋とも言えます。
■合成皮革
布に合成樹脂を塗って、見た目を革のように見せた素材が合成皮革です。伸縮性や肌触りの良さは天然皮革よりも劣ります。ただ合成皮革も人工皮革と同じように水に強いので、メンテナンスがかなり楽です。
なかには素手でゴルフをする人もいますが、初心者にとってゴルフの手袋は必須アイテムと言えます。ラウンド時だけでなく、打ちっぱなしでの練習やスイング練習をするときも、ゴルフの手袋をつけておけばマメが防げます。
フィット感が何よりも大切なので、まず手囲いを測ってご自身にぴったりのサイズを見つけてください。
ゴルフで必要なアイテムが揃ったらいよいよラウンドです。ラウンドデビューするときは、どうしても天気が気になってしまうもの。そんなときはtenki.jpの全国のゴルフ場の天気をご覧ください。ゴルフ場の天気がピンポイントでわかります。降水確率や降水量、風速などもわかるので、ゴルフをするときはぜひ活用してみてください。