秋の東北では、人々を暖めるように木々の葉が色づいてゆきます。今回は岩手・宮城・福島の紅葉から、4つの名所をご紹介します。まだまだ自由な遠出とはいきませんが、日本各地の訪れてみたいスポットをおうちでじっくりリストアップしてみませんか♪
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※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。
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仙人峠の紅葉(岩手県)


山を味わう旧道ドライブ!時を超えて銀河鉄道の面影に会う/仙人峠(岩手県釜石市)

遠野と釜石の市境にある、緑深い峠です。昔この峠に仙人が住んでいたことが名前の由来、という説もあるそうです。旧道は、カーブや勾配がきつめですが、紅葉の美しいドライブコースとして知られています。早瀬川砂防ダムの湖面には、鮮やかな秋の色が映し出されます。そして水位が下がったとき、古い線路跡が浮かび上がることも! これは宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』のモデルになったとされる、旧岩手軽便鉄道。時を超えた旅路を思わせる紅葉絶景です。
仙人峠 (せんにんとうげ)
■所在地:岩手県釜石市甲子町第1地割
■問い合わせ:0193-27-8421(釜石市 産業振興部 商工観光課)
■紅葉の種類:ナラ、ヤマザクラ、カエデ、ダケカンバ
※詳細は公式サイトをご参照ください

※写真はイメージです


深さ100mの大峡谷!ダイナミックな紅葉絶景と温泉の癒し/鳴子峡(宮城県大崎市)

大谷(おおや)川が刻んだ深さ100メートルにおよぶ大峡谷です。レストハウスの見晴台からの眺めは、まさに絶景! 紅葉の赤や黄色に松の緑と奇岩が映える、ダイナミックな自然美です。遊歩道もあり、紅葉を近くに見ながら散策できますよ。車窓から紅葉が楽しめる快速列車も運行します。「大深沢橋」は、トンネルを出て渓谷を横断するJR陸羽東線と紅葉が一緒に撮影できる人気スポット。昔ながらの風情を残す鳴子温泉郷で、名湯と絶景に癒されましょう。
鳴子峡(なるこきょう)
■所在地:宮城県大崎市鳴子温泉
■問い合わせ:0229-87-2050(鳴子峡レストハウス)
■紅葉の種類:コハウチワカエデ、ウリハダカエデ、イタヤカエデ、コシアブラ、タカノツメ
※詳細は公式サイトをご参照ください

※写真はイメージです


絶景のドライブコース!裏磐梯のパノラマを満喫/磐梯山ゴールドライン(福島県耶麻郡)

会津と磐梯高原を約30分で結ぶ観光道路です。秋の磐梯山麓では、色づいたブナが山全体を染め、道の先々で迫力ある絶景に出会えます。おすすめの撮影スポットは、磐梯山の爆裂火口壁が見える「黄金平」や、眼下に猪苗代湖が一望できる「山湖台」。また「まぼろしの滝」や「とび滝」など美しい滝も見どころです。このエリアには他にも2つの観光道路(無料)があり、つないで楽しむこともできますよ。ドライブやツーリングで裏磐梯の秋を走り抜けてみませんか?
磐梯山(ばんだいさん)ゴールドライン
■所在地:福島県耶麻郡北塩原村檜原湯平山
■問い合わせ:0242-62-3102(猪苗代土木事務所)
■紅葉の種類:モミジ、ブナ、ナラ
※詳細は公式サイトをご参照ください

※写真はイメージです


真っ赤なカエデに染まる庭園!京の風情を楽しもう/花と歴史の郷 蛇の鼻(福島県本宮市)

明治時代の末に伊藤彌(わたる)氏が開墾した庭園です。園内には、当時別荘とされていた国登録有形文化財「蛇の鼻御殿」もあります。約500本のカエデが点在し、秋には赤く色づきます。樹齢100年を超えるものも多く、なかには幹回り2メートル以上の古木も。池に映る水鏡や、常緑樹とおりなす光景は圧巻の美しさ! 燃える赤の艶やかさが、京都の古寺のような風情を感じさせます。園内は歩きやすく、小さなお子さんやご高齢の方にもおすすめですよ。
花と歴史の郷 蛇の鼻(じゃのはな)
■所在地:福島県本宮市本宮字蛇ノ鼻38
■問い合わせ:0243-34-2036(花と歴史の郷 蛇の鼻)
■紅葉の種類:ヤマカエデ、イロハカエデ
※詳細は公式サイトをご参照ください

東北の紅葉絶景はいかがでしたか? お住まいの近くにある紅葉スポットも、ぜひチェックしてみてくださいね。

※写真はイメージです

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 逢いたい東北の紅葉!絶景を楽しむ紅葉名所【岩手・宮城・福島】